2012/02/23

ロゴ検出型自動CMカットプログラム logoGuillo v2.05 を公開しました

v2.07を公開したのでそちらを使用して下さい。v2.05は削除しました。

logoGuilloのv2.05を公開しました。機能追加とバグ修正がメインです。前後ディップによる分割機能の実装は先送りしました。

GUIフロントエンドの設定ファイル含め、v2.00-v2.03とは後方互換性があります。
また、特に検出パラメータを再調整する必要はありません。

主な変更点は以下の通りです。

・ポストフィルタ処理の強化により高輝度CMの除去を行うようにした
・字幕データを利用してロゴ検出結果を補完するようにした
・DGIndex(*.d2v)のサポート
・Avisynthのプラグインのオートローディングが正常に動作しない環境への対策

DTV関係ツールのDTV アップローダ(DTV関係ファイル置き場)をお借りしましたので、そちらから入手して下さい。


ロゴ検出型自動CMカットプログラム logoGuillo v2.05 機能追加及びバグ修正等
up0874.rar

とりあえずGoogle ドキュメントに置いておきます。バイナリは以前公開していたものと同じです。リンク先の右上のボタンのFile->Downloadを選択してください。
logoGuillo v2.05.rar
MD5:50cdfb165a7a10a12fa3eaf8f7c5acf1

変更点

(v2.03-> v2.05)

・シーン分析エンジンの改良

・積極的なポストフィルタ機能を実装(デフォルトでは無効、-agrPstFltで有効化)
*積極的に本編/CMの尺やシーン分析結果を利用してCMカット位置の修正や高輝度CMの除去を行います。
多くのケースで精度が向上しますが、万が一誤動作した場合には高輝度の本編が欠ける恐れがあります。

・字幕の表示範囲を有効範囲として扱うようにした(デフォルト有効、 -disSrtAst で無効化)
*テロップや高輝度シーンなどで長時間ロゴが検出困難な状況が続いても、字幕データを利用して補完動作を行います。
この機能は常に安全側に動作します。字幕データは*.srtが存在する場合に自動で読み込みます。

・前後端のブロックの長さが指定秒数以下の場合に削除する機能を追加(-delFstBlk f、-delLstBlk f)
*先頭または末尾のブロックの長さが指定秒数以下の場合削除します。
前後の番組の一部が混入する事を防ぎますが、長くしすぎるとエンドカードが欠ける可能性があります。
デフォルトで有効(前:4.0sec、後:2.0sec)です。無効にする場合は負の値を指定します。

・DGIndex(DGDecode.dll)のサポートにより*.d2v形式での入力に対応

・warpsharp.dllのパスを明示指定出来るようにした(-wsharp "path")
*Avisynthのプラグインのオートローディングが正常に動作しない一部の環境への対策用。
m2v.vfp使用時にLoadAviUtlInputPlugin関係でエラーが出る場合に指定して下さい。

・fpsを上書き指定できるようにした(-fps 29.97 で30000/1001 fpsに設定される)
*正常に動画からfpsが取得できない場合の対策用。

・動画読み出し開始までのタイムアウト時間を延ばした(60sec -> 180sec)
*GOPリストやインデックスが生成されていない場合でのタイムアウト対策。

・高輝度のエンドカードが動画の終端に有る場合に検出出来ずに取りこぼす事があるバグを修正

・CMカットモードでの高輝度モードの挙動を安全側に極僅かに修正。(v2.03から再度修正)
*高輝度モードでは閾値の調整がシビアだったので修正。

・チャプター出力の形式を0:00:00.000から00:00:00.000に変更

・自動調整時にLm-Lvマップを出力するようにした
*調整結果の確認及び手動でのパラメータ調整用。

・終了コードを変更
* 0:正常終了、-9:ロゴ未検出、-1:何らかのエラー
ロゴ未検出はPhase1の完了時に判定されます。ただし、字幕が利用できた場合にはそのまま通常の処理が行われます。

・GUIフロントエンドも合わせて更新
・フィールドオーダーの指定機能を廃止
・GUIで指定出来ないオプションも追加オプションとして直接記述して指定出来るようにした

・その他細かい修正


同梱の補助ソフト「atf02」に関する変更

・チャプター出力形式を0:00:00.000 -> 00:00:00.000に変更

スクリーンショット