2012/01/14

ロゴ検出型自動CMカットプログラム logoGuillo v2.03 を公開しました

v2.05を公開したので、そちらを使用して下さい。v2.03は削除しました。

logoGuilloのv2.03を公開しました。機能追加とバグ修正がメインです。
まだ実装したかった機能が何個か残っていますが、v2.00では一部のCPUで未対応の拡張命令を実行してしまう不具合が有ったので前倒しでリリースです。

GUIフロントエンドの設定ファイル含め、v2.00とは後方互換性があります。
また、特に検出パラメータを再調整する必要はありません。

主な変更点は以下の通りです。
  • 別のロゴ検出アルゴリズムを追加 *テレビ朝日等、今まで検出出来なかったロゴを検出する為に追加。
  • シーンチェンジ検出エンジンの改良
  • 出力機能の改良
  • 拡張命令の使用を制限する機能を追加
  • 同梱のatf02にTrimに加えてチャプター出力機能を追加

DTV関係ツールのDTV アップローダ(DTV関係ファイル置き場)をお借りしましたので、そちらから入手して下さい。

ロゴ検出型自動CMカットプログラム logoGuillo v2.03 機能追加及びバグ修正等
up0831.rar
MD5:133f178785efc66a66548941326954e3

変更点

(v2.00 -> v2.03)


・別のロゴ検出方法を使用できるようにした ( -dtcFuncB 又は -JOEX )
*JOEX(テレビ朝日)や不透明のロゴを検出する為に追加。他に検出出来ないロゴがあれば試して下さい。

・シーンチェンジ検出によるカット位置補正の第二候補フレームも場合により使用するようにした(-disASCDで無効化)
・その他シーンチェンジ検出エンジンの動作を改良。

・本編の最小粒度を0.8 -> 1.6secに変更
*長さが1.6sec以下なら前後の番組が入らないように対策。

・CMカットモードでの高輝度モードの挙動を安全側に若干修正。
*高輝度モードでは閾値の調整がシビアだったので修正。

・出力形式で*.chapters.txt形式以外を選択した場合に、カット後の動画に対する*.chapters.txtを出力するようにした
*出力ファイル名は"入力動画.chapters.txt"で固定。
*自動CMカット結果そのままでエンコードしたmp4にmp4chaps.exe等でチャプターとして追加できます。

・Avisynthスクリプト形式での出力をサポート( -outFmt avs )
*入力動画の本編のみ抜きだしを行うAVSファイルを出力します。
*音声は"入力動画.wav"から読み込むので、FAWのWAV偽装aacか何らかのソフトウェアでWAVにデコードしておく必要があります。

・本編の各パートの開始位置のみを記した*.chapters.txt形式での出力をサポート( -outFmt chapIn )
*CMカットせずチャプターのみを埋め込む場合にはCM開始位置は不要な為。

・自動CMカット結果の概要を出力するようにした
*出力ファイル名は"入力動画_autoCutSummary.log"で固定。
*結果の簡易確認用に各パート/CMの長さや数、総時間などを出力します。

・*.chapters.txt形式での出力時に0秒位置にチャプターを追加するようにした
*mp4chaps.exeでそのまま追加するとズレが発生する為修正。

・SSE4.2に未対応のCPUではSSE2までに制限するように変更。
・使用する拡張命令を強制的にSSE2までに制限する機能を追加。(-disSSE3)
*logoGuilloが動作停止する場合に試してみて下さい。

・GUIフロントエンドも合わせて更新
・GUIフロントエンドの挙動を修正(フレームリスト保存先の拡張子まわり)

・その他細かい修正


同梱の補助ソフト「atf02」に関する変更

・ファイルを直ぐに閉じないバグを修正

・指定パスにカット後の動画に対するチャプターを出力する機能を追加(-chap "path")
*ソースは29.97fpsとして処理しますが、任意のfpsを指定可能です(-fps double)
*また、チャプターの時間にオフセット(sec)を加える事が出来ます。(-offset double)

スクリーンショット