2022/09/03

Stable Diffusion (Hlky版WebUI付)のインストールで詰まったので解決策を備忘録に

本家Stable Diffusionのインストールはうまくいったのですが、WebUI付のHlky版Stable Diffusion のインストールで詰まったので解決策の備忘録を残しておきます。

同じことで困っている方の参考になれば幸いです。


発生した問題

基本的にはパッケージの依存関係の解決とインストールがうまくいかなくてハングしてました。

・webui.cmdを実行しても進まない

・conda env createでスタックする

・condaのexecuting transactionでスタックする

・pip install dependencies でスタックする

・module not foundでのimportエラー


環境

・Windows 10 Pro 21H2

・AMD Ryzen Threadripper 3970X

・ASUS TUF-RTX3090-24G-GAMING

・MSI TRX40 PRO WIFI

・DDR4-3200 64GB


ここからインストール手順

2022/09/02

ASUS TUF-RTX3090-24G-GAMINGとANTEC SIGNATURE 1300 Platinum購入

ASUS TUF-RTX3090-24G-GAMINGを購入

今まで6年間GTX 1080 8GBで耐えてきましたがStable Diffusionが衝撃的に登場して一刻も早く遊びたくなり、VRAM24GBが載ってるRTX 3090のグラボ(ASUS TUF-RTX3090-24G-GAMING)を購入しました。約20万。ホントはRTX A6000 48GBが欲しいところですが、ゲームもやりたいし60万越え(円安で余計に値上がってる)は財布が辛いのでパス。


高い。デカい。重い。TGP350Wの大飯喰らい。RTX 3090の中では約30㎝のボード長で扱いやすい長さです。Define R5(HDDケージ装着状態で31㎝まで対応)にも使えます。
裏面。通常クロック版とOC版のVBIOSを切り替えるスイッチがついてます。ただでさえ消費電力がデカいので通常クロック版で使用します。
RTX3080/3090は発売当初に基板設計上のパワー・インテグリティ(Power Integrity)の問題でクラッシュが発生するという騒動がありました。このグラボのデカップリングキャパシタにはPOSCAP(導電性高分子タンタル固体電解コンデンサ)ではなく、全てMLCC(積層チップセラコン)が使用されています。どちらが良いかは基板デザイン(パターン依存の周波数特性)や載っている石(の駆動周波数や周囲温度)との相性もあるので一概に言えませんが、全部POSCAPよりかは安心傾向です。
付属の謎カード。グラボって謎ポスターや謎エンブレムなど、誰が喜ぶのか不明なモノの同梱率が高いです。同梱するならゲームのDLコードにしてくれ。

ベンチマークは問題ないけどStable Diffusionでクラッシュ(電源落ち)する

重たいベンチマークを回しても問題ないですが、なぜかStable Diffusionを試してると電源が落ちます。

CPUがTR 3970Xで280W、RTX 3090が350WなのでSeasonic製とはいえ8年酷使した860Wの電源(SS-860XP2)じゃ限界か?でもUPSの電力モニタだとそれほど食ってないし…と悩んでいたのですが、Seasonic製の古い電源とRTX 3080/3090で電源が落ちる相性問題があるようでした。