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2025/12/31

ローカルAI用にRTX PRO 6000 Blackwellを購入したので選択理由とかセットアップ時のトラブル解決とか

ローカルAIを遊び尽くすにはRTX 3090の24GB VRAMが手狭になってきてRTX PRO 6000 Blackwellを購入しました。正式名称はNVIDIA RTX PRO 6000 Blackwell Max-Q Workstation Editionです。 (品番はPG153B?)

2025-12-31現在の最安相場の価格は149万円~160万円。(革ジャンへの献金とVRAM税を含む) 

この日記の内容

・購入理由

・レビュー

・セットアップ&トラブルシューティング


なぜRTX PRO 6000 Max-Qを選択したか

何とか買えそうなローカルAI向けのハードウェアを検討すると競合製品がこれだけあります。(価格帯は2025-12-31現在の最安値の相場参考)

DGX Spark 128GB(とGB10搭載の派生品) 凡そ56-75万円

Mac Studio M3 Ultra 256GB/512GB 凡そ110-150万円

・AMD Ryzen Al Max+ 395 128GB(GMKtec EVO-X2MINISFORUM MS-S1など) 凡そ37-48万円

RTX 5090 32GB 凡そ40-55万円(最近は在庫欠品が多い)

【演算性能が高い】

競合に対して最も高速(3511 TOPS)。LLM用途ではプロンプトのプレフィル(トークン生成の前処理)に大きく影響します。また画像生成、動画生成などの帯域幅より演算性能が重要な用途でもかなり有利。ファインチューニングも演算能力が効きます。4bit量子化にネイティブ対応しているので今後gpt-oss-120b以外にも量子化モデルが出てくると更に伸びしろが期待できる。RTX PRO 6000のGB202はTSMC 4Nで750mm²の超巨大シリコンで、これより演算性能を上げるにはプロセスが数世代進化する必要があり数年間は安泰と予想。

【帯域幅が広い】

競合に対して最も高速(1792 GB/秒)。LLMの推論(トークンの生成)はメモリ帯域がボトルネックなので一番効くところ。GB202は512bitのGDDR7で限界サイズなのでこの帯域を圧倒する製品が出てくるにはHBMが一般向けに降りてこない限り無さげ。

【GPUカード形式】

これは既にPC本体を持っている場合のみメリットになるのですが、CPUオフロードやブロックスワップを活用するとCPU側のRAMと演算能力との連携で巨大なモデルや複数のモデルを柔軟に構成して運用できます。ホスト側の部品交換や増設拡張もし易い。

今回は以下の構成のPCに搭載することでシステム全体として強力なワークステーション(Poor man's AI server)を目指します。

 Threadripper 3970X(32コア Zen2)/256GB RAM/SSD合計10TB/HDD合計48TB/画面描画用にサブGPU搭載

逆にPCが無いなら現状のメモリ相場だと一式揃える導入コストが200万を軽く超えてしまうのでコスパが激しく低下します。

【CUDA対応】

Nvidia最大のモートであるCUDAに対応。AMDやMacでも単純な推論だけなら頑張れば何とかなる場合もありますが、次々出てくる最新のアテンション周りの効率化技術を実装したライブラリの導入やらファインチューニングやらを行いたい場合はCUDAがないと最悪自分で移植作業が必要になり現実的ではないです。

【VRAM96GB】

今回の最大の目的、VRAMが大きいとモデルの選択肢やファインチューニングなど手が出せる領域が広がります。これだけはユニファイドメモリ256GB/512GB搭載のMacに劣る部分ですがシステムRAMとのブロックスワップである程度緩和できます。


なぜMax-Q版か

パフォーマンス的には600Wの通常版のほうが10%ぐらい高速だけど以下の理由でMax-Qを選択。

【外排気タイプ】

ケース内の温度の上昇と隣接するカードへの影響を抑えられ、将来的に中古市場で2枚目を買い足したり、2枚目を探している人に売る際に有利。また構造も1枚のPCBでシンプルな作りになっているので故障個所も少ない。

【消費電力が低く電力効率が高い】

600Wの通常版もnvidia-smiからPower limitを掛けることで電力を300Wに絞れますが、電力を絞って使うなら最初から電力効率最大化のために300W向けに最適化されたVRM構成と電圧設定がされているMax-Qが有利。


なぜレンタルGPU(クラウド)ではないか

普通はクラウドを選んだほうがコスト効率や大規模な複数GPUも借りれて良いですが、以下の理由でローカルGPUを選択しました。

・同等のGPUをクラウドで借りると月額10万以上だしボード本体の資産残価値も含め8か月~24か月程度運用すれば元が取れるはず

・クラウドは学習データの転送や中間処理結果の保管、vLLMとかのライブラリのビルド、データの前処理や後処理の時間も課金される

・あまりに高火力なインスタンスを借りると設定ミスとかキー流出でガチ破産する

・従量課金のプレッシャーから逃げたい

という訳でRTX PRO 6000 Max-Qを選択しました。しかし推論だけしかしないとかコストを抑えたいならAMD Ryzen Al Max+ 395でもアリじゃないでしょうか。商用電源や排熱環境に余裕があるならRTX 3090 x8とかの猛者を目指すのも……

ここからはレビューとセットアップです

2023/12/14

レッツノートのリカバリーディスク作成ユーティリティのベリファイが失敗する原因

レッツノートを中古で購入してリカバリ用のUSBメモリをリカバリーディスク作成ユーティリティで作成したらベリファイが失敗してしまいました。

結論から言うとリカバリイメージ作成に成功していても失敗メッセージになるだけです。心配な場合は自力でベリファイすることもできます。(しました)

以下詳細。

Amazonからではないですが、Panasonic Let's note CF-SV7(CF-SV7RDCVS)を中古で購入。入手時点ではショップ側でWindows 11(しかも謎のローカルユーザー作成済み)がインストールされていたので、Panasonic純正の工場出荷状態(Windows 10 Pro+各種ドライバ)に戻します。レッツノートは内蔵ドライブ内のリカバリー用のパーティションからリカバリも可能ですが、Panasonicが公式でリカバリーイメージのダウンロード提供を行っているので、内蔵ドライブまっさらに初期化して出自のはっきりしたUSBメモリ内のイメージからリカバリすることができます。これなら中古の内蔵ドライブに何が入っていても完全にクリーンなリカバリを行えます。


リカバリ用USBメモリ作成手順

まずはリカバリーイメージ ダウンロードサービスのページから、「リカバリーディスク作成ユーティリティ(ダウンロード対応版)」を入手します。

https://askpc.panasonic.co.jp/dl/os/recv/win10-10recv.html


適当なUSBメモリ(16GB以上)を用意します。私は 32GB Ultra Flair SDCZ73-032G-G46 を使用しましたが何でも良いかと思います。



リカバリ用のUSBメモリの作成はダウンロードと書き込み(&ベリファイ)の2段階で実行されます。


最初にリカバリーディスク作成ユーティリティを起動して「機種品番」と「製造番号」を入力するとイメージファイルがダウンロードされます。


ダウンロードが完了するとDVDかUSBメモリに書き込むか選択させられるので、USBメモリを選択します。このとき作成後にベリファイ(オプション:書き込み完了後に、正常に書き込まれたかをダウンロードデータと比較して確認する)を有効にできるのですが……「ファイルのチェックに失敗しました。アプリケーションを終了します。」のメッセージが出て失敗してしまいます。

ベリファイ失敗の原因

ベリファイが失敗する原因は、WindowsがUSBメモリ内に勝手に「System Volume Information」ディレクトリ(隠しシステムフォルダ)を作成するせいでディスクイメージ全体のバイナリレベルでのベリファイが通らなくなるからです。

自力でのベリファイ方法

USBメモリが不良でもない限り、殆どの場合は正常に書き込みされているはずですが念のため自分でベリファイします。

USBメモリを作成している最中に以下のディレクトリを確認すると、ISOファイルがあるので速やかに適当なディレクトリにコピーします。

「C:\ProgramData\Panasonic Corporation\Recovery Disc Creation Utility (Recovery Image Downloading Edition)」


私の場合は以下の二つでした。

 H-2020-4248_V63.17L10M01_1.iso

 H-2020-4248_V63.17L10M01_2.iso


これをWinRARなどで展開して、一つのディレクトリに纏めます。

あとは纏めたディレクトリの中身と、作成したUSBメモリの中身をWinMergeなどの比較ツールで差分を確認するだけです。「System Volume Information」ディレクトリ以外の内容が一致していれば成功です。

2022/11/27

ワコムのグリップペン(標準ペン)は型番が枝番違いで4種類以上あり、旧型のICを搭載しているものはIntuos5以降やCintiq Proでは認識しないので注意

Cintiq Pro 16(2021) DTH167KでIntuos4 PTK-640付属のグリップペンが認識せず、ペンの互換性について色々と調べた結果を備忘録として載せときます。

※本記事には私がワコム公式に問い合わせて入手した情報も一部含みますが、私自身の調査結果や推察も含んでおり、情報の正確性は誰も保証できませんのでご了承ください。


まず初めに、ここでいう「グリップペン」はIntuos 4/Intuos 5/Intuos Proとかに付属している第二世代チップセンサーを搭載してON荷重1gで2048段階の筆圧検知ができる、いわゆる標準ペンの事です。最新のWacom Pro Pen 2(8192段階の筆圧検知対応)が付属しているIntuos ProやCintiq、Cintiq Proでも、別売オプション品もしくは旧製品に付属しているグリップペン(2048段階の筆圧検知対応)が公式に使用出来ることになっています。


ここからが本題ですが、ワコムのグリップペンには枝番違いが存在していて少なくとも以下の4種類があります。

・KP-501E

・KP501E2

・KP-501E-01

・KP-501E-01X

ここで分かり辛いのは上記4種とも全て名称は「グリップペン」で型番は「KP-501E」であることです。(後ろの部分は枝番とのこと)しかも同じグリップペンでも内部のICが少なくとも二種類は存在し、旧型のICを搭載したグリップペンはIntuos 5/Intuos Pro/Cintiq/Cintiq Pro/Cintiq Companion では認識しません。


発売時期は以下の順です。

KP-501E ⇒ KP501E2 ⇒ KP-501E-01 ⇒ KP-501E-01X


公式FAQにもKP-501E(旧型IC、wacomロゴ1つ)はIntuos5で使用できず、KP-501E-01(新型IC、wacomロゴ2つ)なら使用できる記載があります。Intuos ProおよびIntuos5、Intuos4、Cintiq Companionシリーズ、各Cintiqシリーズのオプションデバイスのラインアップ、互換性について

また、KP501E2はメキシコ版のWacomストアによるとIntuos 5と互換性があるようなので新型ICと思われます。Wacom Intuos4 Grip Pen KP501E2


整理すると「グリップペン(標準ペン)KP-501E」のペンタブレット Intuos 5/Intuos Pro、液晶タブレット Cintiq/Cintiq Pro/Cintiq Companion以降との互換性は以下となります。

・KP-501E(旧型IC、wacomロゴ1つ):互換性なし(認識しない)

・KP501E2(新型IC、wacomロゴ2つ?):互換性あり

・KP-501E-01(新型IC、wacomロゴ2つ):互換性あり

・KP-501E-01X(新型IC、wacomロゴ2つ):互換性あり


最後にまとめると

・グリップペン(標準ペン)KP-501Eは生産時期や内部部品の違い等により枝番違いが4種類以上存在する

・グリップペン内部のICは2種類以上存在する

・旧型のICを搭載したグリップペンはIntuos 5/Intuos Pro/Cintiq/Cintiq Pro/Cintiq Companionでは認識しない

・ペン本体には型番や枝番の記載はない

・ICの新旧はペンの消しゴムテールスイッチ側のwacomロゴが1つなら旧型IC、2つなら新型ICとして判別できる

・これからグリップペンを購入するなら最新版の「KP-501E-01X」が安全

互換性がない製品を同じ名称にするな


もし、Pro Pen 2の芯が回りやすいとか使い慣れた旧型ペンを使用したいとか、中古でグリップペンを安く入手しようとしている方はご注意ください。↓は令和最新版グリップペンのKP-501E-01Xです。

2022/11/25

Wacom Cintiq Pro 16(2021)を値上げ前に購入&Wacom Link Plusも購入してケーブルを取り回ししやすくした

Wacom Cintiq Pro 16(2021)を値上げ前に購入

iPad Pro 11(2020)+Apple Pencil+クリスタを使っていると今更Windows環境+板タブに戻れなくなっていたのですが、iPad OSの融通の利かなさ、周辺デバイスやメモリの少なさ、Windowsで動作する(イラスト以外の用途の)ツールが使えないのが辛いので液タブ導入を検討していました。

ちょうど12月からワコムの液晶ペンタブレットが値上がりするという事で、Wacom Cintiq Pro 16(2021)を購入してみました。(本機種は3万円以上値上がり予定)

以下Wacom Cintiq Pro 16(2021)のレビューです。基本的なことは大手ガジェット系サイトや公式ページ、広告記事で語られているので、場末の個人ブログとして個人的に気になった点とかを中心に記載しています。

まずは基本の3点セット(本体+保護シート+スタンド)を購入しました。

ペンタブ本体「Wacom Cintiq Pro 16 (2021) DTH167K0D」


旧型のWacom Cintiq Pro 16(2017)、廉価版のWacom Cintiq 16と迷いましたが最新版のProにしました。

Wacom Cintiq Pro 16(2017)との主な差とか

・USB-PD(USBからの電源供給)非対応となった

普通の液タブは映像とタブレットと電源で3本必要ですが、前機種はUSBケーブル一本で繋げる為にUSB-PD対応でした。本機種ではPD対応はオミットされて専用ACアダプタから給電するようになっています。液タブの消費電力は意外と大きく、USB DP ALT mode対応のノートPCとかでも直接給電は難しいので妥当な判断でしょう。

・HDMIの直接入力に対応

HDMI端子が追加され、旧機種同梱の変換アダプタ(Wacom Link Plus)なしでHDMI接続できるようになりました。さらにHDMIでも4Kで表示できるようになってます。その代わりWacom Link Plusは同梱されていません。(Wacom Link Plusは2021年版でも使用できるので、別売ですがケーブルをスッキリさせるために買いました。詳細は後述。)

HDMIとは別にUSB Type-Cポートからの映像信号入力にも引き続き対応しており、DisplayPort over alternate mode対応のUSB Type-Cポートに接続することでUSB接続と映像入力をUSBケーブル一本で行うことはできます。

・細かい改良

パネルの色域の改善、実効遅延の減少、発熱の減少、ファンの静音化、タッチ式のファンクションキーの廃止、物理ボタンの追加などの細かいですが堅実な改良が多いです。特に発熱の低減は寿命に効いてきそうです。

・Wacom Cintiq Pro 16(2017)は止めておいた

液タブの中古は難がありそうなのと5年前の旧機種でも7,8万ぐらいするので選外としました。

Wacom Cintiq 16との主な差とか

・マルチタッチ入力対応

この機能が無印との最大の差で、タッチ入力できるのでクリスタを使用している場合だと二本指でスクロール・拡大縮小・回転ができるので便利です。二本指でタップすることでCtrl+Z相当の動きもするのでiPad+クリスタっぽく操作できます。ただしWindows環境での制御の都合なのかペンを離してやらないとタッチは効かないので使用感はiPadに劣ります。

・視差が少ない

ガラス面と液晶パネルを直接接着しているダイレクトボンディング方式なので視差が少ないです。とは言っても「液タブとしては」視差が少ないだけで、iPadPro 11(2020)と比べると液晶のガラスが厚いのか視差はあります。Citiq無印は視差が大きいので、iPadから移行する人はCitiq Proにしたほうが視差が気になりにくいと思います。

・4K対応

15.6インチなのでそれほど恩恵は大きくありませんがピクセル数4倍の高精細で表示されます。Windows側でCitiq ProのUI倍率を200%に設定すればマルチモニタ環境でも極小文字にならずにちゃんと使えました。

・ハードウェアキャリブレーション対応

ハードウェアキャリブレーション対応なので、ソフトウェアキャリブレーションよりも正確な色をトーンジャンプとかを防ぎつつ表示できます。旧X-Rite i1Display Pro(今はColorchecker display proに変更されてます)を持っているので使えるかと思いきや、どうも別売の3万円ぐらいする専用機種「ワコム Color Manager Powered by X-Rite EODIS3-DCWA(i1Display ProのOEM版)」を買わないとハードウェアキャリブレーションできないみたいです。EIZOのモニタはColorNavigator7で本家X-Rite i1Display Proを使用してハードウェアキャリブレーションできるのに、ワコムはこういう細かいところがセコイですね。

Cintiq Pro 16は10bit入力ではなく8bit入力となっており、カラーマネジメントモニタと比べるとパネルの色再現性方面の能力はそれほどでもなさそうなのでハードウェアキャリブレーターは購入せず、i1Display Pro+Dispcalでのソフトウェアキャリブレーションで使用しています。出荷時設定ままのsRGBモードで概ね調整されていたので普通に使う分には困ることはなさそうです。

・Wacom Cintiq 16は止めておいた
安いのは良いですがタッチ機能(必要ないという人もいますが)が無いのと、視差が大きいので選外です。

その他の特徴

・遅延

Cintiq Pro 16(2021) DTH167K0Dのリフレッシュレートは一般的な液タブ同様の60Hz駆動なので、120Hz駆動のiPadProやCintiq Pro 27と比べると時間軸方向の描画の滑らかさは若干劣ります。(処理の重い太いブラシとかの場合はPCのほうが描画性能が高いので逆に高速です)

表示遅延(PC内部のVRAMへの描画から液晶画面に表示されるまでは)はDispcalのキャリブレーション中の遅延測定結果だと以下でした。

・応答速度0.3msec@240Hz駆動のゲーミングモニタ:4msec(ほぼ240Hzの理論値)

・Cintiq Pro 16(2021):25msec

写真撮影での比較だと上記ゲーミングモニターから1/60フレーム遅れぐらいなので、実力値としては25-40mecぐらいの表示遅延性能じゃないでしょうか。

入力遅延(ペンタブ入力がPCに認識されるまで)は手元の環境では測定できないため不明ですが、実際に使用してみてのラグは特に問題には感じませんでした。

保護フィルム「TB-WCP16FLAPLL Wacom Cintiq Pro 16 反射防止 ケント紙タイプ ペーパーライク 液晶保護フィルム」

保護フィルムはiPadProで同じタイプのフィルムとApple Pencilとの組み合わせで使用して気にいってたものを選択。適度に摩擦があって描きやすいけど、それなりにペン先(@ノーマル芯)は減ります。ノーマル芯でこれなのでフェルト芯だと多分無視できない速度で減ると思います。

ちなみにCintiq Proは保護フィルムが予め貼られている訳ではなくアンチグレア加工されたガラスパネルなので基本的に保護フィルムを貼らなくても問題ないはずですが、上記フィルムが気に入っていたのと傷とか気にせずに使い倒したくて保護フィルムを貼りました。

Wacom Cintiq Pro 16用スタンド「Wacom Adjustable Stand ACK620K」


公式の専用スタンドを購入。頑丈な造りで細かく角度調整できます。安定感もあり良いですが無駄に高いのがネック。スタンド沼で悩みたくない人向け。

Wacom Pro Pen 2

付属のペンです。以前に使用していた板タブのIntuos 4のペンと殆ど同じ形状なので特に違和感なく使用できます。Apple Pencilと比べると適度に太くて圧倒的に軽いので疲れにくいです。電池レスなので何よりしばらく放置してても電池切れが無いのが良いです。

筆圧の分解能も8192段階と細かいですが、それよりも重要なON荷重(最小でON検知する負荷)が小さいので軽いタッチからしっかりと入力できて最高です。

Intuos 4のペンはラバー加工が劣化してベタベタになって剥がしたりだのの始末が大変でしたが、Pro Pen 2はラバー加工ではなさそうです。

やっぱりケーブルが邪魔

旧機種からの大きな変更点として液タブ本体でのHDMI対応がありますが、HDMI接続するとHDMIケーブルがタブレット本体から直接生えるので邪魔です。

HDMIは4K信号を結構な距離まで引き回せるのですがケーブルがゴツイです。写真は付属品のケーブルですが、タブレット側のコネクタを無理させない程度に曲げると、液タブ上部から概ね8㎝ぐらい飛び出ます。4K 60p対応のHDMIケーブルは信号周波数が高いのでどうしても太くなるのは仕方がなく、細めのHDMIケーブルを選んだところで根本的には解決しなさそうです。

ケーブルをスッキリさせるためにWacom Link Plusを購入


一番邪魔(太くて固い)なのはHDMIケーブルなので、これをUSB-Cに纏める事にしました。ただし普通のグラボが刺さっているデスクトップPCにはDisplayPort over alternate mode対応のUSB Type-Cポートなんてものは無い(RTX2080/RTX2090ぐらい)ですので、旧機種に同梱されていたWacom Link Plus ACK42819 を別途購入して使います。Wacom Link Plusは簡単に言うと以下の3種の信号を一本のUSB Type-C接続に纏めて、(旧 Cintiq Pro 16)タブレットへのケーブルを一本にする機能を持っています。

・USB2.0(タブレットやタッチなどの制御信号)

・Displayport または HDMI(映像信号)

・USB PD(電源)

3入力1出力で計4本

Wacom Cintiq Pro 16(2021)はUSB PDには非対応なので、基本的にはUSB2.0と映像信号を纏めてDP ALT modeのUSB Type-Cに変換できるデバイスがあればOKです。

注意点としてWacom Link PlusのHDMIポートは2.5K(2560x1440)までの対応なので、4K(3840x2160)で表示するためにはPC側にDisplayPort端子が必要です。今時のグラボならDisplayPort端子がついてますし、HDMI端子のほうが数が少なくて貴重なので問題ないでしょう。※Wacom Link Plus側はフルサイズのDisplayPort端子ではなくMini DisplayPort端子です。WacomはMacかぶれな上にマネしないほうが良いとこだけ踏み抜いてきます…

Wacom Link Plusを使用したWacom Cintiq Pro 16(2021)の接続構成の図を、使用している全てのデバイス・ケーブルの型番付きで示したのが以下の図です。※Wacom Link Plusは公式にはWacom Cintiq Pro 16(2021)への対応を謳っていませんが、私の環境では使えました。


Wacom Link PlusとCintiq Pro 16間のUSBケーブルはWacom Link Plus付属のものではなくCintiq Pro 16付属のものを使用しました。Wacom Link Plus付属のものはUSB PD対応なので太いです。Cintiq Pro 16(2021)への給電は専用ACアダプタから行うので、Cintiq Pro 16付属の細いほうのケーブルで十分です。

Wacom Link Plusにも給電が必要ですが、特にUSB PD対応のPCやACアダプタ等は必要ありませんでした。普通のUSB充電器(Type A)でもOKです。私はレイアウトとUSBハブの空きポート数の都合でUSB充電器から給電していますが、Wacom Link Plusは実測で5V 250mA程度と少なめな消費電力だったのでPCのUSBポートやUSBハブからでも十分に給電出来そうです。

Displayport - Mini Diplayportケーブルは公式には1m以内のものが推奨されていますが、2mのEIZO PM200-BK(EIZO CX271付属品)を使用しています。


Displayport 1.2相当ですが高いだけあってフェライトコアが両端についていたりして品質は良さげです。心配な人はDisplayport 1.4以上対応の1m以下のケーブルにしておいたほうがいいでしょう。


ケーブルがスッキリした

タブレット側の接続ケーブルがUSB Type-Cと電源ケーブルだけになり、だいぶスッキリしました。ケーブル自体も細くて柔軟性があり飛び出しも概ね4㎝ぐらいに収まっています。Wacom Link Plusを使用するとケーブルの総数は増えますが、個人のデスクトップの据え置き環境なら液タブ本体の取り回しが良くなるメリットは大きいです。

Displayort接続の特徴

HDMI接続と異なり、Displayport接続はディスプレイの電源をOFFにするとPCからはモニタが外されたように見えます。液タブは使用するときだけ電源ONするので都合がいいですが、使い方によってはHDMIのほうが良い人もいるかも知れません。

最後に

結局のところ、こんな感じです。これから購入する人の参考になれば幸いです。

・iPad Proを使うと板タブには戻れない

・Windowsデスクトップ+液タブは自由かつパワフルな環境

・Cintiqのペンと書き心地は最高

・視差とリフレッシュレートはiPad Proに負ける

・なんやかんやで一式20万ぐらいかかった(なお、PC本体側のコストは無いものとする)


2022/10/14

Ryzen Threadripper 3970XとRTX 3090の消費電力を制限してワットパフォーマンスを上げる

 TR 3970X (TDP=280W)の性能には満足していましたがRTX 3090(TGP=350W)を買ってからシステムの最大電力が630W越えになってしまい、フルパワーで回すと流石に夏場は暑いし電気代も高いので消費電力を制限してワットパフォーマンスを改善してみました。


環境


CPU:Ryzen Threadripper 3970X

GPU:RTX 3090(ASUS TUF-RTX3090-24G-GAMING)

使用マザー:MSI TRX40 PRO WIFI

BIOSバージョン:2022-05-24 7C60v28 (E7C60AMS.280、Build 05/17/2022)


Ryzen Threadripper 3970XのPPT設定(BIOS)


AMD Ryzen Masterでも電力制限は出来ますが、Windowsが起動した後じゃないと効かないのと自動設定もできないのでBIOSで絞りました。

Precision Boost Overdriveを[Advanced]に設定してPBO Limitsを[Manual]にすると、PPT Limit / TDC Limit / EDC Limit の3つがマニュアル設定できるようになります。

3970Xの定格値は280W/215A/300Aなので、140W/215A/300Aに設定しました。5700Gとか5950XはTDPよりもPPTが高めの定格設定ですが、ThreadripperはTDP=PPTの設定なので分かりやすいですね。3970Xは電力を半分の140Wまで絞ってもシングルスレッドの性能はほぼ変わらず、マルチスレッド性能が20%減程度のようです。(180Wだと10%減で済みます。140-180Wぐらいが3970Xのスイートスポットなのでしょうか)

参考:Threadripper 3970X mit 180W im Test: Auch mit 100 Watt weniger TDP weit vor der Konkurrenz


RTX 3090 のTGP設定(MSI Afterburner)


VBIOSの設定は簡単には変更できないので、Windows上で動作するツール(MSI Afterburner)から設定します。

消費電力ではなく割合の設定で分かりづらいですが、POWER LIMITを%で指定後に適用して保存し、Windows起動時に自動反映するように設定します。

GPUのピーク電力の測定が難しくて正確なベンチ取れていませんが、100%設定だとピーク電力が大きくTGP350Wよりもサバ読んでる感じなのが、少し絞るだけで電力枠の設定を守ろうとするのかピークの上がり方が大人しくなります。


ワットパフォーマンスが改善


CPUとGPU合計で630W超の状態から200W以上削減して、ワットパフォーマンスが大幅に改善できました。最近のCPU/GPUはピーク性能で勝つために電力を盛り気味な設定なので、少し性能を抑えるだけでも消費電力を大幅に減らすことができます。

定格範囲内の消費電力の調整は電圧やクロックの追い込み不要で簡単に設定できるので、冬場で暖房が必要なレベルまで寒くなったら100%に戻してみます。



B350マザーでPPT 35Wを設定する(Ryzen 7 5700G編)

4年半も前に購入したB350 マザー+Ryzen 5 2400Gですが、最近のBIOSアップデートで(Ryzen 7000シリーズの登場で型落ちになって安くなった)Ryzen 7 5700Gに対応したのでCPUだけ換装しました。Zen+世代のcTDPによる数段階の調整ではなく、Zen3世代ではPPTでパッケージ電力の最大値をワット数で指定できるので、簡単に消費電力を抑えて電力効率向上できます。


使用マザー

ASUS ROG STRIX B350-F GAMING


BIOSバージョン

2022/05/12 ROG STRIX B350-F GAMING BIOS 6042(AMD AM4 AGESA V2 PI 1.2.0.7.)


消費電力を任意に設定するPPTの機能はPrecision Boost Overdriveの関連設定になってます。(300番台マザーはPBO使えなかったはずですが、最新版のAGESAにアップデートされて解禁されたのでしょうか?とにかく設定できるようになっていました。)

Ai Tweaker > Precision Boost Overdrive > Precision Boost Overdriveを[Auto]から[Manual]に設定すると、PPT Limit / TDC Limit / EDC Limit の3つがマニュアル設定できるようになります。5700Gの定格値は88W/65A/95Aなので、TDPは65Wですが給電能力と温度に余裕があるうちは勝手に88Wまでシバく設定になっています。なので5700G定格(PPT=88W)だと2400G定格(TDP=65W)よりも消費電力の実測値が高いです。

PPT Limit / TDC Limit / EDC Limit の調整方法は、定格から消費電力を引き下げるだけならPPTを下げるだけで大丈夫です。今回はcTDP=35W相当のPPT=35Wまで下げたいのでPPT Limit / TDC Limit / EDC Limit を 35W/65A/95A に設定しました。(各値の定格値はCPUの型番によって異なるので調べてください)

設定の結果、ちゃんとワットチェッカーでも消費電力が下がって効いてます。消費電力を制限するとマルチスレッドの性能は若干下がりますが、シングルスレッドはほとんど影響しません。今回3万円ちょいで2400G(cTDP=35W Voffset -0.05V)から5700G(PPT=35W 定格電圧)に換装して、消費電力据え置きで性能がタスクによりますが2~3倍程度まで高速化しました。単純に4コアから8コアになったのに加え、Zen+からZen3でIPCも上がったのが効いているみたいです。AMDのソケットは世代間の互換性があるので長く使うなら安く済みますね。



B350マザーでcTDP 35W/45W/65Wを設定する(Ryzen 5 2400G編)

もう5700Gに交換してしまいましたが、Ryzen 5 2400GのcTDPをB350マザーで設定する方法をメモしておきます。


使用マザー

ASUS ROG STRIX B350-F GAMING


BIOSバージョン

2022/05/12 ROG STRIX B350-F GAMING BIOS 6042(AMD AM4 AGESA V2 PI 1.2.0.7.)


BIOSメニューの深いところにcTDPの設定があります。

Advanced > AMD CBS > NBIO Common Options > System Configuration


35W POR Configuration - 1 Commercial

45W POR Configuration - 2 Commercial

65W POR Configuration - 3 Commercial

35W POR Configuration - 4 Consumer

45W POR Configuration - 5 Consumer

65W POR Configuration - 6 Consumer


6つあるのでConsumer 3種のどれかを選択します。

この中の「35W POR Configuration - 4 Consumer」を選択しました。ちゃんとワットチェッカーでも消費電力が下がってたので成功です。



2022/09/02

ASUS TUF-RTX3090-24G-GAMINGとANTEC SIGNATURE 1300 Platinum購入

ASUS TUF-RTX3090-24G-GAMINGを購入

今まで6年間GTX 1080 8GBで耐えてきましたがStable Diffusionが衝撃的に登場して一刻も早く遊びたくなり、VRAM24GBが載ってるRTX 3090のグラボ(ASUS TUF-RTX3090-24G-GAMING)を購入しました。約20万。ホントはRTX A6000 48GBが欲しいところですが、ゲームもやりたいし60万越え(円安で余計に値上がってる)は財布が辛いのでパス。


高い。デカい。重い。TGP350Wの大飯喰らい。RTX 3090の中では約30㎝のボード長で扱いやすい長さです。Define R5(HDDケージ装着状態で31㎝まで対応)にも使えます。
裏面。通常クロック版とOC版のVBIOSを切り替えるスイッチがついてます。ただでさえ消費電力がデカいので通常クロック版で使用します。
RTX3080/3090は発売当初に基板設計上のパワー・インテグリティ(Power Integrity)の問題でクラッシュが発生するという騒動がありました。このグラボのデカップリングキャパシタにはPOSCAP(導電性高分子タンタル固体電解コンデンサ)ではなく、全てMLCC(積層チップセラコン)が使用されています。どちらが良いかは基板デザイン(パターン依存の周波数特性)や載っている石(の駆動周波数や周囲温度)との相性もあるので一概に言えませんが、全部POSCAPよりかは安心傾向です。
付属の謎カード。グラボって謎ポスターや謎エンブレムなど、誰が喜ぶのか不明なモノの同梱率が高いです。同梱するならゲームのDLコードにしてくれ。

ベンチマークは問題ないけどStable Diffusionでクラッシュ(電源落ち)する

重たいベンチマークを回しても問題ないですが、なぜかStable Diffusionを試してると電源が落ちます。

CPUがTR 3970Xで280W、RTX 3090が350WなのでSeasonic製とはいえ8年酷使した860Wの電源(SS-860XP2)じゃ限界か?でもUPSの電力モニタだとそれほど食ってないし…と悩んでいたのですが、Seasonic製の古い電源とRTX 3080/3090で電源が落ちる相性問題があるようでした。

2020/09/04

ノイズキャンセリングヘッドフォンSONY WH-1000XM4を発売日に予約購入したのでレビュー

酷暑の中PCをぶん回してさらに暑くなり、さらにエアコンもぶん回して作業してると、普通の密閉ヘッドフォン程度の遮音性では動作ノイズが気になって困る…

というわけでSONYの最新型でノイズキャンセリングヘッドフォン最上位 WH-1000XM4を予約購入しましたのでレビューです。(2020/09/04発売)

ノイズキャンセリングヘッドフォンSONY WH-1000XM4

前モデルWH-1000XM3からの主な変更点

・ノイズキャンセリング性能がさらにアップ

・微妙に装着感アップ(形状も微妙に変わってるぽい)

・装着検出(近接センサ&加速度センサ)での自動再生停止と電源OFF

・AptXが非対応に(SONY LDACとQualcomm AptXの政治的都合?)

2020/07/12

USB3.1/3.2(Gen2 10Gbps)対応の2.5インチSSD/HDD用ケースを二種類購入したのでレビュー

デスクトップPCのSSD環境をM.2 SSDに移行して、以前システムドライブとして使用していた2.5inch SATA3 SSDがいくつか余りはじめたので、大容量高速USBメモリとして再活用する為にUSB外付けケースを購入しました。
もうGen2 10Gbpsのケースも安くなってきた(5Gbps品との差額は千円ぐらい)ので、SATA3(6.0Gbps)の足を引っ張らないように10Gbps対応品を選択。購入したのは価格もほぼ同等な以下の二製品です。

玄人志向 GW2.5FST-SU3.1(購入時2082円)


・USB3.1 Gen2 10Gbps
・2.5inchドライブ対応(7mm、9.5mm)
・工具不要のワンタッチ取り付け
・Asmedia ASM1351 SATA3-USB3.1 Gen2ブリッジチップ搭載
・USB3.1(Gen 2) A to MicroBのケーブル付属(1本、約50cm)
・白色LEDアクセスランプ(ケーブルと逆側)
・Linux(Ubuntu 18.04LTS)で認識成功
・CrystalDiskInfoで認識成功
・132mm x 88mm x 14.5mm、80g(公称値)

ロジテック LGB-PBSUC (購入時2073円)


・USB3.2 Gen2 10Gbps
・2.5inchドライブ対応(7mm、9.5mm)
・工具不要のワンタッチ取り付け
・Asmedia ASM235CM SATA3-USB3.2 Gen2ブリッジチップ搭載
・USB3.2(Gen 2) A to Type C、USB3.2(Gen 2) Type C to Type Cのケーブル付属(2本、約50cm)
・緑色LEDアクセスランプ(ケーブル側)
・Linux(Ubuntu 18.04LTS)で認識成功
・CrystalDiskInfoで認識成功
・130×78.8×15.7mm、64g(公称値)

2020/04/18

テレワークで買っておいてよかったもの等

ここ最近のコロナ禍でテレワークを余儀なくされていますが、買っておいて良かった物などを紹介します。

二酸化炭素センサーで換気状況を測定

ebayでSPIで制御できる安いCO2センサ(MH-Z19)が売っていたので、安いSTM32F103C8T6搭載マイコンボード(通称Black Pill)、SPIカラー液晶、その他環境センサー等々を組み合わせて二酸化炭素(+温湿度、気圧、RTC)計を作成しました。シリアルポート経由でPCロギング可能です。




この手のガスセンサはほんとに測定できているのか分からないうえに個人レベルで正確にキャリブレーションするのは難しい(既知の任意濃度の雰囲気ガス環境の用意が困難)ですが、現代のCO2環境濃度は約400ppmらしいので屋外に1時間程度放置した状態で400ppmとなるようにキャリブレーションしています。簡易キャリブレーションでも一般住宅の換気の目安としては十分でしょう。

2020/03/28

超小型Linuxデスクトップ用にIntel NUCキット NUC8i7BEHを購入

去年Intel NUCを買ったものの記事投稿するのを忘れてたので備忘録がてら投稿します。

Intel NUC キット NUC8i7BEH (BOXNUC8I7BEH)

仮想マシンだけじゃなくて実機でもLinux走らせて勉強する用に購入。以前にAMD Ryzen 2400G+Ubuntuで組んだ時はグラフィックドライバ周りで苦労したので、今回のLinux環境としては手堅いIntel CPU搭載で、とにかく小型で邪魔にならないNUCを選択してみました。

第8世代NUCキットの最上位モデルで、Core i7-8559Uを搭載してそこそこ高速かつ小さいベアボーンキットです。SSDとメモリ、OS(とAC電源ケーブル)を別途用意すれば完成です。

主なスペック
・Core i7-8559U(4C8T 2.7-4.5GHz L3$8MB 28W Coffee Lake-S)
・Intel Iris Plus Graphics 655(eDRAM128MB搭載)
・DDR4-2400 MHz 最大 32GB (16GB×2 SO-DIMM)
・intel I219-V Gigabit LAN / Intel Wireless-AC 9560 IEEE 802.11 ac  無線LAN
・Bluetooth 5
・HDMI2.0 / DisplayPort1.2 over USB Type-C
・M2.SSD(2242/2280、PCIe X4)
・SATA 2.5 x1 (最大9.5mm厚)



2019/12/13

時代に逆行してCreative Sound BlasterX AE-5を購入したのでレビューとか不具合解決とか

USB-DAC全盛の時代にPCIExpress接続の内蔵サウンドカード「Creative Sound BlasterX AE-5 SBX-AE5-BK」を購入しましたのでレビューとか。




2019/12/07

Corsair Force MP510 NVMe PCIe Gen3 x4 M.2 SSDのオーバープロビジョニング設定、ファームウェアバージョン、ベンチマーク

Ryzen Threadripper 3970XマシンのシステムSSDとしてMP510 CSSD-F960GBMP510(960GB)を購入しました。



MP510(960GB)はPCI Express 4.0対応ではないものの、比較的安価ながら高速で長寿命です。

・M.2 Type 2280フォームファクタ
・Phison社製PS5012-E12コントローラ
・DRAMキャッシュ(たぶん1024MB)
・PCI Express3.0×4接続
・Read 3480MB/s、Write 3000MB/s
・3D TLC NAND(恐らく東芝BiCS3 3D TLC NAND)
・寿命1,700TBW

最近のQLCのSSDは書き換え寿命が心もとないですが、TLCは価格がQLCの2倍高いです。
このPhison E12+3D TLC NANDのSSDは価格はQLCの1.5倍ですが、TLCの寿命なのでコストパフォーマンスが良い構成です。

以下レビューです。

2019/12/05

Ryzen Threadripper 3970Xで32コア空冷PCを自作した

性能に不満を感じつつも開発環境の入れ直しが面倒で騙し騙し使ってきた5年物のWindows 7機ですが、年明けにはサポート期限も切れるし、Windows 10へのアップデートついでに開発機を更新したい!
ということで奮発してRyzen Threadripper 3970Xで32コア空冷PCを自作しました。

以下、購入した各部品の紹介、レビュー、トラブルの発生と解決、簡単なベンチと消費電力の測定結果です。


2019/03/10

USB3.0対応32GBUSBメモリSANDISK ULTRA SDCZ73-032G-G46を購入

かつてのDVD-R代わりにメンテ用のLinuxブータブルUSBメモリとかを作製していたら、数が足りなくなってきたのでUSBメモリを買いました。

選んだのは以下の製品。

SANDISK ULTRA SDCZ73-032G-G46(Ultra Flair USB3.0)
・NANDフラッシュメモリーのベンダー製で信用できる
・USB3.0の割りに安い
・そこそこ高速
・放熱性の良さそうな金属外装
・管理用のラベルを貼れるサイズ
・32GB(16GB-128GBのバリエーションがありますが、32GB以上は最大転送速度150MB/s、16GBだけ130MB/s)



※USB3.1対応を謳う製品もありますが、USB3.1 Gen1対応だと転送速度5GbpsでUSB3.0と実質的に同じです。またGen2対応(10Gbps)だとしても、この価格帯のUSBメモリの実性能はUSB3.0の転送速度以下ですので、ほぼ効果はないと思われます。

2019/01/03

有線接続のキーボード5機種、マウス3機種、USB切り替え器のレビュー

ここ数年で購入した日本語配列有線キーボード5機種(フルキーボード~超小型)、有線マウス3機種(通常~超小型)、USB切り替え器1機種のレビューです。
既に現行品ではない製品でもマイナーチェンジ品や後継品・派生品の情報がある場合は記載しています。
US配列使えない人なのでキーボードは全てJIS配列です。

2018/05/14

Define R5+Raven Ridge 2400G+B350+Ubuntu18.04LTSで新規自作した

サーバー用PCが組みたくなったのでDefine R5+Raven Ridge 2400G+B350+Ubuntu18.04LTS 64bitで新規自作してみました。
前のサーバー兼サブPCがBTOのmATXケース+Core2 Duo 2.13 GHz+ICH10R+Windows 7 32bitの骨董品だった為、ほとんど一式新規購入して約18万円でした。

以下、各部品構成と簡単なレビューです。
使用用途にも寄りますがメモリと電源とHDDが過剰スペックなので、この辺を控えめにすればだいぶ安くなると思います。

2017/05/27

ファーウェイのMediaPad M2 8.0は買うべきではなかった(画面表示故障2度目)

少し前の話ですが、以前故障したHUAWEI Mediapad M2 8.0 (M2-802L)が、また同じ現象(電源は入るが画面が写らなくなる)で故障しました。

モバイルのサブ機として使用している為、使用頻度も低くほぼWebと電子書籍の閲覧しかしていないのですが、約一年で2回の故障です。

検索すると、この故障はこの機種のメジャーな不具合のようで報告も多く、同一の症状(突然画面が映らなくなる)に3回、4回見舞われている方も結構います。
Amazonのレビューにも3回故障して修理した報告がされています。

2016/10/16

個人輸入でGTX680からGTX1080に買い換え

NVIDIA GeForce GTX 680 2GBから、GTX 1080 FOUNDERS EDITION 8GBに買い換えました。