2014/12/30

PSP最新FWでCR-5400がフォーマット出来なくなってたけど解決

PhotoFastのMS ProDuoデュアルアダプター CR-5400をPSP-3000で使用していたのですが、
いつの間にか最近のファームウェアではPSPからフォーマットが出来なくなってしまいました。

PC用のMS対応カードリーダーでフォーマットしても上手くいかなくて困っていたのですが、
手持ちのソニー製デジカメ(NEX-5N)でフォーマットしてみたら無事に使用できるようになりました。

同様の症状で困っている場合は、ソニー製の別の機器でフォーマットすると良さそうです。


ちなみにCR-5400はMicroSDカード(最大2枚、32GB)をメモリースティック ProDuoに変換するアダプタです。
PSSでDL版のPSP規格ゲームを買うと一本1.4GBとかになりますが、安い大容量microSDをメモリースティックProDuoとして使用できるので便利です。

開発環境を更新しました(i7-860からi7-4790Kへ)

流石にi7-860では重負荷作業が辛くなってきたので開発環境を更新しました。
というわけで4ヶ月ぐらい使っての簡単な感想とかレビューとか書いておきます。


マザーボード:ASUS Z97-PRO(LGA1150)


Crystal Sound 2オーディオとIntel LAN(Intel I218V)搭載が売りの中価格帯マザーボード。
下位機種よりは電源周りとPCIExスロットの構成が良いので選択しました。

オンボードサウンドとしてCrystal Sound 2オーディオの名称で
Realtek ALC1150(192kHz/24-bit/出力SNR112dB/入力SNR104dB)が載っています。

意外な事にONKYOのサウンドカード(SE-150PCI)と比べても
音質も良く問題ないので、もうサウンドカードは挿さない事にしました。

その他の機能としてはUSBメモリ一本あればマザーボードだけで
UEFI-BIOSアップデートできる機能(USB BIOS Flashback)が便利です。


CPU:Intel Core i7 4790K BOX


今回の環境更新の目的です。定格4.0GHz、ターボ4.4GHzのCPU。
Core i7-860(定格2.8GHz/TB3.46GHz)と比べると、
マルチスレッド系の実アプリで2倍速くなりました。

長期間連続稼動させたりするのでオーバークロックはせず、定格で使用しています。
TDP95WからTDP88Wへの買い換えなので発熱は減りました。


メモリ:CFD(Elixir) DDR3-1600 8GBx4 W3U1600HQ-8GC11



i7-860からの使い回し。最初認識せず相性かと思いましたが、
CPUを取り付け直したら問題なく認識しました。その後は不具合も無いです。

Core i7-860(Lynnfield)にDDR3-1600のメモリ32GB(8GBx4)を増設した

2014/11/15

JRE/JDK 1.6/1.7/1.8で発生するWin32ShellFolder2.javaの不具合について

一部の環境で発生する、JavaVM(ランタイム)自体の未解決のバグがあり、JFileChooser初期化時にJVM内部で例外が発生する場合があります。

人工知能超解像プログラム NeuronDoublerではバッチモードでのファイルダイアログとしてJFileChooserを使用している為、不具合が発生する可能性があります。

情報提供して下さった方、ありがとう御座います。


以下、Javaランタイムの不具合と回避策を記載します。


環境:

 ・Windows版 JRE/JDK、1.6/1.7/1.8、32bit/64bit

 ・以下のレジストリキーを変更し、エクスプローラにネットワークを表示させないようにしている環境。

  HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Desktop\NameSpace
  {F02C1A0D-BE21-4350-88B0-7367FC96EF3C}

  (参考リンク)ナビゲーションウィンドウやデスクトップ上の「ネットワーク」や「ライブラリ」を非表示にする方法は無いでしょうか?

  
原因:

 JFileChooserのコンストラクタを呼び出すと、カレントディレクトリがネットワーク上のフォルダかどうか判別する為、
 ネットワークフォルダのパスをネイティブライブラリから取得しようとするが、上記環境では見つからない為、Nullとなる。
 その際、sun.awt.shell.Win32ShellFolder2.getFileSystemPath()内部のNullトラップ漏れにより、例外(java.lang.NullPointerException)が発生する。


解決策:

 ・以下のレジストリキーを元に戻し、エクスプローラにネットワークを表示させるようにする。

  HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Desktop\NameSpace
  {F02C1A0D-BE21-4350-88B0-7367FC96EF3C}

2014/10/12

new 3DS LL用に東芝のClass10な32GBmicroSDHCカード(EXCERIA)を購入

new 3DS LLを購入しました

任天堂 new 3DS(LL)を買ったのですが、従来型3DSのフルサイズSDカードから、マイクロSDカードに変更されたのでメモリーカードの使い回しが出来ません。

と言う訳で、それなりに信頼できて高速な東芝のmicroSDHCカード(EXCERIA)を購入しました。
ダウンロード版の3DSソフトを買っていると16GBでは足りなくなりそうなので32GBにしました。


東芝 EXCERIA(SD-C32GR7WA3)の主なスペック
・microSDHC UHS-I Card
・UHS Speed Class1
・Class 10
・リード 95MB/s(公称値)
・ライト 30MB/s(公称値)
・防水(IPX7)
・日本製
new 3DS LLの裏蓋が若干開けにくい(ネジを2本緩めた後、カバーを2箇所こじ開ける)のが面倒でしたが、特に相性などの問題もなく使用できています。


ちなみにnew 3DS LLに付属のmicroSDHCカードも東芝製でした。
型番:C04G
・micro SDHC
・4GB
・Class 4
・台湾製


3DSからnew 3DSへの更新方法メモ

インターネットに繋がっている環境があれば、画面の指示に従って操作するだけです。
途中でSDカードの内容の引っ越し方法を選択できるのですが、「通信経由」を選択したら凄く時間が掛かったので、
「PCで移動する」を選択した方が良いと思います。

1.3DS、new 3DSでそれぞれ設定メニューから最新版へ本体更新する。
2.設定メニューから引っ越しを選択。画面の指示に従うだけ。

全体的に時間掛かるので、途中で電源が切れないようにACアダプタは2個あると安心です。

2014/10/11

LLMIDI Player マニュアル

2014/10/11更新:Ver1.00対応

NSX-39対応MIDIプレーヤー LLMIDI Player のマニュアルです。


ファイル:

 演奏中のMIDIファイル名が表示されます。

・MIDIファイルを開く

 MIDIファイルを一つ開いて演奏します。


モニタ:

 ここにファイルをドラッグアンドドロップして再生出来ます。
 複数ファイルを開いた場合はキューに追加され連続再生されます。
 フォルダには対応していません。
 
 演奏中は演奏モニタ表示になり、主に以下の情報が表示されます。

 ・楽器名(プログラム名):GM音源での楽器名を表示します。
  GS/XG音源ファイルでバンクが指定された場合はバンク番号を表示します。

 ・キーボード:発音中のキーを表示します。
  ベロシティに応じてキーが赤点灯します。
  プレッシャーに応じてキーの枠線が青点灯します。

 ・再生位置
  再生中の曲の長さと現在位置を表示します。


設定:一般

・モード

 [自動選択]

  モードを自動的に選択します。

 [無効]

  モードを無効にします。

 [YMW820モード]

  ポケット・ミク、eVY1シールド等のYAMAHA YMW820(NSX-1)を使用した音源用のオプションです。
  有効にすると自動的にCh1を最も影響が少ないチャンネルと入れ替えて再生します。
  eVocaloid用のMIDIファイルだと認識した場合はチャンネル入れ替えせずそのまま再生します。

  *YMW820はMIDI-Ch1がeVocaloid専用で変更する事が出来ません。

・GS/XGリセットを使用する

 GS/XG音源用ファイルだと判別した場合、演奏開始時にGS/XGリセットを送ります。

・BPM補正

 BPMを補正して再生しますが、逆にテンポがおかしくなる事があります。
 テンポがおかしいファイルを再生する時に試してみてください。

・重複メッセージ削除

 同一ティックタイミングの重複メッセージを削除します。
 このオプションは非推奨です。

・重複メッセージ削除(連続のみ)

 同一ティックタイミングの重複メッセージを、連続している場合に限り削除します。

・再生前マスタボリューム設定

 再生開始時にマスタボリューム設定を送信します。
 マスタボリュームはスライダで設定します。(0~100%)

 MIDIファイル中でマスタボリュームが設定されていると効果がない事があります。

設定:MIDIデバイス

 MIDIデバイスの一覧を表示・選択します。

 LLMIDIが演奏中のデバイス:ブルー
 使用できるデバイス:ブラック
 使用できないデバイス:グレー

・自動

 デバイスを自動で探して選択します。優先度は以下の順番です。

 ・NSX-39(大人の科学 歌うキーボード ポケット・ミク)
 ・eVY1シールド(eVY1モジュール)
 ・Gervill(Javaランタイム内蔵ソフトシンセ)
 ・Microsoft GS Wavetable Synth(Windows内蔵ソフトシンセ)

・[nn]

 MIDIポートデバイスです。
 *同じデバイスが複数表示されている場合、片方は音が鳴らない事があります。

設定:設定ファイル

・現在の設定をデフォルトにする

 現在の設定をデフォルトとして保存します。

 LLMIDIのデフォルト設定を復元したい場合は、
 config.iniを削除して起動後、「現在の設定をデフォルトにする」ボタンを押すと復旧します。

コントローラ:

 現在の状態が表示されます。
 キューにMIDIファイルがある場合は、残りの曲数を表示します。

・ループ再生(1曲)

 有効にするとループ再生します。キューにMIDIファイルがある場合は先頭の一曲がループされます。

・停止

 演奏を停止します。

・再生

 キューにMIDIファイルがある場合、次の曲を演奏します。
 キューにMIDIファイルがない場合、最後に演奏したファイルを再度演奏します。

2014/09/28

512GBのMicron製SSD(CT512MX100SSD1)を購入

MX100の512GB版を購入

PC新調に合わせてシステムドライブ用に512GBのSSDを買いました。
流石にデスクトップ用途にサムスンのTLCなSSDは怖いので、低価格な割に高速で人気らしいMicronのMLCなSSD、Crucial MX100にしました。

NANDはもちろんMicron製、コントローラはMarvellのカスタム品なので、その辺のSandforceコントローラーな製品と比べると信頼できそうです。
CT512MX100SSD1


容量は512GB/256GB/128GBの3種類があります。

256GB/128GB版はライトが遅い(330MB/s、150MB/s)のと、SSDは基本的に大容量なほど長寿命なので512GBを選択。
512GBは公称値リード550MB/s、ライト500MB/sです。

サイズは2.5インチ7mm厚ですが、ノートPCの9.5mm厚HDDをSSDに換装する用に変換スペーサーが付属してます。

また、今回はクリーンインストールしたので使用しませんでしたが、Acronis True Image HD 2014 (OEM版)のライセンスが付属しているのでシステムイメージのバックアップ&リストアが出来ます。


ベンチマーク


Z97のSATA3に接続して測定。OSインストール後のシステムドライブなので参考値です。
512GBモデルの公称値のリード550MB/s、ライト500MB/sには届いていませんが、それなりに速度出ています。

2014/09/23

NSX-39対応MIDIプレーヤー LLMIDI Playerを公開しました

もう5ヶ月ぐらい前の話ですが、NSX-39(大人の科学 歌うキーボード ポケット・ミク)を買いました。
NSX-39はeVocaloid(の初音ミクの音色データ)でリアルタイムに歌わせられる楽器ですが、PCとUSB接続する事でGM音源(16チャネル/64和音/128音色/44.1kHz)+XGエフェクトなハードウェアMIDI音源としても利用できます。
実売5千円程度ですがS-YXG50等より音質も良く、高性能で遊べます。

ただしNSX-39は使用しているメインIC、YMW820(NSX-1)の仕様上、CH1がeVocaloid専用になっています。
CH1が使用されている普通のMIDIファイルを演奏すると正常に再生できない事が多いです。

と言う訳でNSX-39対応MIDIプレーヤーを自作してみました。

自動的にCH1を最も影響が少ないチャンネルと入れ替えて再生します。
eVocaloid用のMIDIファイルの場合はそのまま再生します。
もちろん普通のMIDIプレーヤーとしても使用できます。


スクリーンショット


LLMIDI Player Ver.1.00
演奏モニタはウィンドウサイズに合わせてリサイズされます。
演奏している曲はMIDIドーターボード保存館さんで公開されている星粒のシュガー ( GMバージョン )です。



動作環境

 LLMIDI PlayerはWeb MIDI APIではなく、スタンドアロン環境で動作可能なJavaアプリケーションです。
 基本的にJREが動作する環境でなら使用できると思います。

 [OS]
  Windows 7 64bit以外では動作未検証です。MacとかLinuxでも動くかも知れないです。

 [CPU]
  マルチスレッドで動作します。(GUI+制御系+シーケンサ+演奏モニタ の4スレッド)

 [ランタイム]
  Java Runtime Environment 1.7以上

 [MIDI音源]
  NSX-39(推奨)

  eVY1シールドでも動作すると思いますが未検証です。

  MIDI音源がない環境でもGervill(Javaランタイム内蔵ソフトウェアシンセサイザ)により演奏可能です。
  Windows標準の Microsoft GS Wavetable Synthよりは音質良いです。


マニュアル

マニュアル


ダウンロード

goolgleドライブに置いてあります。上のほうのダウンロードボタンからダウンロードして下さい。

LLMIDI_Player_v100.zip

2014/08/30

EIZO ColorEdge CX271-CNXを買ったのでレビューとか。&WiiUゲームパッドの表示遅延について

買ってしまった

そろそろ横解像度2560ピクセルのモニタが欲しくなったので、ちょっと奮発してメインモニタを三菱電機 VISEO MDT242WGからEIZO ColorEdge CX271-CNXに買い換えました。そのレビューとか感想です。
MDT242WGはゲーマー向けの多入力低遅延液晶ですが、CX271は画像・動画編集用の色再現性重視なモニタになります。

また、サブモニタとしてナナオ(現EIZO) FlexScan SX2262W-PXBKを使用中です。


CX271基本スペック

パネル:27インチ/IPS/2560x1440/LEDバックライト/応答速度6ms/Adobe RGBカバー率99%
入力:DisplayPort/HDMI/DVI-D
保証:5年間(使用時間30,000時間以内)
その他:コレクションセンサー内蔵



バリエーション

CX271    ColorNavigator Elements 付属
CX271-CN  ColorNavigator 付属
CX271-CNX  ColorNavigator+キャリブレーションセンサーEX2 付属

あまり値段が変わらないのでColorNavigator用専用センサーEX2同梱版(CNX)を購入しました。


外観

業務用っぽいゴツいデザインです。
最近の液晶は狭額縁が多いですが、CX271は枠が太い(実測で左右約23mm、上約26mm、下約36mmもある)のでマルチモニタで少しでも黒枠を減らしたい人には気になると思います。


色再現性とカラーマネジメント

購入当初から発色薄めなMDT242WGと比べると圧倒的に綺麗です。
また視野角も広く、22型VAパネルのSX2262Wと比較しても色むらないです。
ドット抜けも今のところ見つかりません。

ColorNavigatorと付属のEX2(もしくは社外品のセンサー)でカラーキャリブレーションが出来ます。
色域・色温度・輝度等の目標値を指定してソフトの指示に従うだけで完了します。
プロファイルもColorNavigatorから一発切り替えできるので、普段はsRGBで使用して印刷用の写真を弄るときだけAdobeRGBで使用する事が出来ます。
ハードウェアLUTでのキャリブレーションなので階調が死んだりトーンジャンプの心配はありません。

このキャリブレーション作業は時間が掛かる上、定期的に実施しないといけないのですが、
内蔵コレクションセンサー(モニタ上部から出てくる)で白色点の補正を勝手にしてくれるので、時間の掛かるフルキャリブレーションの頻度を減らせます。


付属センサーEX2


左:EIZO EX2、右:EIZO EX1


以前買ったSX2262W付属品のEIZO EX1(Datacolor Spyder3のOEM)は広色域モニタで使用した場合の性能がイマイチらしく、
AdobeRGB対応パネルのSX2262Wで使用しても(付属品なのに)調整しない方がマシな結果しか得られなかったので結局使用しませんでした。

これに懲りずにまたセンサー同梱版を買った訳ですが、CX271同梱のEIZO EX2はSpyder4のOEMとなっています。
DatacolorはSpyder4での広色域モニタ対応強化を謳っていて、また第4世代センサーは26%の精度向上と19%の安定性向上を実現しているとの事らしいです。

実際にCX271+ColorNavigator+EX2でカラーキャリブレーションしてみた感じでは、見たところ正常に調整されているようです。
サブモニタのSX2262W付属のEIZO EasyPIX SoftwareでもEX2に対応しているので、そちらでも調整してみたところ、2枚のモニタで同等の発色に調整できました。
マルチモニタ環境でモニタ毎の色味が異なるととても気になるので、無事に調整できて良かったです。

EX1は正直使い物になりませんでしたが、EX2は実用十分な性能があるようです。
ただしSpyder4は分光式ではなくフィルタ式で保障期間も2年なので、3年ぐらい経ってもちゃんとキャリブレーション出来るかは気になるところです。
ダブルシールドフィルタで寿命改善しているらしいですが、乾燥剤と一緒に暗所に保管しておこうと思います。


USBハブ機能

キャリブレーション時はモニタとセンサーをPCと接続する必要があるのですが、EIZOのモニタはUSBハブ機能内蔵なので
以下のように接続し、PCに接続するUSBケーブルは1本で済むので便利です。

[PC]-[SX2262W]-[CX271]-[EX2]


バックライト

輝度は50cd/m2まで下げられるので眩しくないです。18kHz高速PWM調光なので輝度を下げてもちらつきません。
また初期のLEDバックライトは発熱の多い物がありましたが、CX271は発熱少なく冷却用のファンもないので無音です。


スタンド

EIZOおなじみのスタンドで、ピボットできるうえ上下の可動域も広く一番下までモニタが下げられるので非常に便利です。


遅延時間と応答速度

応答速度に関しては一般的なオーバードライブ付の6msで、特に黒挿入などの特殊機能もないので普通の液晶モニタというところです。

遅延時間に関してですが、ColorEdgeでゲームする人は殆ど居ないと思いますが私はPCゲームもするので測定してみました。

測定は遅延時間が既知(1フレーム)のMDT242WGをリファレンスにし、WiiUを使用して以下の方法で行いました。
PCのデュアルディスプレイ出力での測定方法よりは正確だと思います(理想はDVI分配器を使用する方法ですが)。

・WiiUと液晶モニタをHDMI接続する
・WiiUで液晶モニタとゲームパッドに同一画面が表示されるソフトを起動する(バーチャルコンソールなど)
・WiiUゲームパッドと液晶モニタを動画で撮影し、ゲームパッドの表示画面に対し、液晶モニタの表示遅延時間を測定する。

*動画撮影しているカメラが60fpsなので何回か撮影して平均を見ています。
*毎回全く同じシーンを使用します(デモ画面など)。
*厳密に言うとフレーム遅延時間+液晶応答速度が測定されます。

結果としては以下のような感じになりました。

・MDT242WG  約 -2.0 frame (ゲームパッドより高速)
・CX271   約 -1.0~1.5 frame (ゲームパッドより高速)

MDT242WGが1フレーム遅延なので、CX271の遅延時間は約1.5~2.0フレームといったところです。
ゲーム専用を謳うのは微妙な感じですが、格闘ゲーム(SSF4AE)も普通に遊べます。カラーマネジメントモニターとしては十分でしょう。

推測ですが、映像製作で音声と画像の出力タイミングがずれると困るので3フレーム以上の極端な遅延が発生しないように設計しているのだと思います。


WiiUゲームパッドの表示遅延時間

余談になりますが、上記遅延測定ではWiiUゲームパッドがMDT242WGに比べて約2.0フレーム遅延、つまり約3.0フレーム遅延で表示されていました。
想定よりもゲームパッドの遅延が大きくて気になったので別のVCソフトでも測定してみたところ、
別ソフトのデモ画面では対MDT242WGで約0.0~1.0フレーム遅延の結果になりました。つまり約1.0~2.0フレーム遅延です。
ゲームによってパッドの表示遅延が異なるなんて事があるのかと調べてみた結果、

Wii U|社長が訊く『Wii U』|Nintendo - 任天堂(2ページ目) によると

>一般的に、ひとつの画面は
>16×16のマクロブロック(※14)ごとに圧縮できるんですけど、
>Wii Uの場合はデータをどんどん圧縮して、
>無線で送れるパケットサイズ(※15)がたまった瞬間に、
>Wii U GamePadに送り出すようになっています。

とあり、ゲーム画面の内容(≒圧縮しやすさ)によりマクロブロックのデータ量が変わると、1フレーム送りきるまでの時間も変化し、結果的にフレーム遅延時間が異なってもおかしくなさそうです。

また、以下のような記載がありました。

Wii U|社長が訊く『Wii U』|Nintendo - 任天堂(5ページ目)

>実際、Wii U GamePadに映像が表示されるのはかなり速くて、
>最近のテレビは、画像処理回路の影響で
>入力に対して遅延が発生するものも多いので、
>本体と有線でつながっているテレビより、
>Wii U GamePadのほうが表示が速い場合があります。

表示遅延を限界まで抑える技術には何度も言及してアピールしていますが、具体的な遅延時間に関しての公式情報が見つからなかったので、
パッドの遅延は表示内容によって多少変わると言う事でしょうか。

少なくとも私が測定したVCソフト数本では、WiiUゲームパッドの表示遅延は約1.0~3.0フレーム(表示内容による。測定誤差含む)という結果でした。
特にゲームプレイで問題にならないレベルで、無線デバイスでありながら有線に匹敵していてかなり高速です。


さいごに

途中で脱線してしまいましたがCX271レビューのまとめです。

・カラーマネジメントモニタとしての性能はいつものEIZO製品で問題なし。
・付属品のEX2は(EX1と違って)ちゃんと使える。
・DVI、DisplayPortに加えてHDMI入力付、比較的低遅延(約1.5~2.0フレーム)なのでゲームも可能。
・応答速度は普通。低輝度でもちらつかず目が疲れにくい。
・スタンドは便利だが相変わらず額縁は太い。

値段が高い(15万ぐらい)事を除けば良い製品でした。ちゃんと色が出るようになった上、作業領域も広くなってかなり快適です。
2560x1440が欲しいけどカラーマネジメントとHDMI入力が不要な人は8万ぐらいで買えるEIZO FlexScan EV2736Wも良いと思います。

2014/08/03

intuos4のUSBコネクタが出っ張って邪魔なのでL字USBケーブルを買った

wacomのペンタブレット、intuos4のUSBケーブルが出っ張っていて邪魔なので、L字のUSB延長ケーブルを買ってみました。

購入したのはコレです。

変換名人 miniUSB延長ケーブル [ 左向きL型・オス - メス ] [ 20cm ] USBM-CA20LL
左向きと右向き両方あります。右利きの人は左向きL型、左利きの人は右向きL型のケーブルを買えば大丈夫です。

intuos5、intuos proではUSBコネクタ(ミニB)の数が1個になっていますが、intuos4と端子の向きは同じみたいです。

単純にコネクタの向きを変える為の延長ケーブルになってます。
微妙にUSBコネクタ周辺と干渉するのでデザインナイフとかで少し削ってやります。
装着前。

装着後。最近のワコム純正USBケーブルよりも小型のL字ケーブルなので、ペンタブ本体からの飛び出しが5mm以下(intuos4,実測値)になりました。
これでマウスとペンタブを並べて使用しても、ケーブルが押されて端子にストレスが掛かって壊れる心配が無くなりました。
特にUSBコネクタが一つだけになってるintuos5/proにはお勧めです。

取り外すときも本体側ではなく延長ケーブル側を外せば良いので端子挿抜で痛みにくいです。
USB Mini-Bコネクタの挿抜回数耐久性は公称5000回らしいですが、あくまでも半田割れとか無視したコネクタのみの寿命です)

ワコムが純正品で邪魔にならないケーブルを同梱してくれるのが一番良いのですが…3万ぐらいする製品で左利きの人はケーブルをループにして使って下さいってのはどうなんでしょう。

2014/07/31

SFC(SNES)互換コントローラーを買ってみた

格安SNES互換パッドを購入

スーパーファミコンの互換コントローラーを買いました。

2つでUS$ 7.10の格安で怪しいサードパーティー製のノーブランド品を注文してみたら、届いたのはコレでした。
どうやら一応メーカー品な、Trenro SNES Controllerでした。
ボタンが青系なのは米国版SFC(SNES)仕様だからです。日本のスーパーファミコンでも問題なく使用できます。
ABXYボタンの周りの色付いてる部分はシールが貼ってあるだけです。
任天堂のオリジナルのスーパーファミコンのコントローラーと比べると妙に軽いです。
しかも2つのうち片方は振ると異物が入っているのかカラカラ音がします。


早速分解する

このまま使用するのも気持ち悪いので分解してみます。
異音の原因は折れたボスが内部に転がっていた事でした。
基板が埃っぽかったので、念のためエタノールで清掃したら綺麗になりました。

半田付けの品質は普通の中華クオリティでしたが特に不良箇所は無し。
基板上の部品はポッティングされたIC一個と炭素皮膜抵抗2個だけでした。
ボスが一本折れて転がっていました
ボタンとボタンのゴム。本体側にある、組み込むボタン色を指示する刻印にPURPLE/LAVENDERに加えてGREEN/RED/YELLOW/BLUEの文字もあるので、日本のSFC配色の派生品も存在するようです。
汚い金型で製造しているようで、ボタンのゴムにゴミが埋まっています。動作上は問題ないです。
反対側のボスも一本取れかけていました。
純正品のコントローラーと比べるとボスやリブが貧弱だったり省略されているうえ、配置も良くないです。やたら軽いのはコレが原因のようです。


清掃して組み立て

基板や各部品を清掃、折れた/折れかけのボスを瞬間接着剤で補修し、組み立てます。


互換性と使用感

まずは互換性ですが、何の問題もなく使用できました。
ボタンの反応も良好で格闘ゲームでも問題なく、ボタンゴムが劣化した純正品よりは良さそうです。

ただ十字キーの高さが低めで、斜め方向に若干入れづらいです。
なのでファミコイン~PSVitaアタッチメントまで存在し続けている、十字キーに貼り付けて操作性を改善するパーツを流用すると良いです。(適当なコインでも良いかも)

システムドライブにしていたHGST HDS723020BLA642が壊れたのでTOSHIBA DT01ACA200を買ってきた

システムドライブが壊れた

2012/06に購入したHGSTの0S03191(HDS723020BLA642/2TB/7200rpm)が、使用時間10458時間でC5が多発して故障しました。

症状としては、Windowsが破損してしまったのかセーフモードでも起動できません。
システム回復オプションメニューには辿り着けるのですが、スタートアップ修復やシステムの復元が終了せずエラーになります。

ただ、Windows7標準機能のバックアップと復元でシステムイメージを作成していたので、とりあえず余っていた1TBのHDDに交換して復旧させる事にしました。


システムイメージの回復が失敗する

早速不良HDDと1TBHDDを交換し、システム修復ディスクからブート、システム回復オプションのシステムイメージの回復を選択します。
外付けドライブ内のシステムイメージを指定して復元開始するのですが、

「システムイメージを復元できませんでした。システムディスクの回復に使用できるディスクが見つかりません。」

のメッセージが表示され失敗します。DISKPARTで復元先のHDDを初期化したりしても失敗します。


容量の小さいドライブには復元できない

中々解決できずに時間を費やしましたが、どうやら同一ドライブ内にシステムパーティションと別のパーティションがある場合、
システムイメージの作成でバックアップ対象をシステムパーティションのみにしても、復元時には他のパーティションも合わせた容量が要るようです。

下図の例では200GBではなく2TB(200GB+1800GB)のHDDが復元先の容量として必要になります。
それにしても何故にWindowsのシステムイメージ復元をこんな仕様にしたのでしょうか。バックアップ時か復元時に不要なパーティションを選択して完全に無視できれば便利なのですが…。


ほぼ同等品のDT01ACA200を買ってきて復旧

今回はHDD移行ではなくドライブ故障な為、余計なパーティションを削除してシステムイメージを作り直す訳にはいきません。
と言う訳でほぼ同仕様の東芝のDT01ACA200(2TB/7200rpm)を買ってきました。
外観は同じでラベルのメーカー名だけが異なります。
基板のパターンも同じです。
AFT対応になった以外は特に差は有りません。UEFI非対応マザーなのでMBRでフォーマット後、システムイメージの回復から無事に復旧できました。

2014/07/28

b-mobileのスマートSIMからX SIMに乗り換えて通信費を半額に削減した

b-mobileのX SIMが安いので一年ぐらい前に導入したスマートSIMから乗り換えました。

スマートSIM vs X SIM

はじめに、スマートSIMとX-SIMの各プランの内容を簡単に纏めてみました。
スペックは同等以上のまま、月額がほぼ半額まで安くなっています。
通信容量を使い切った時の制限速度も150kbpsから200kbpsに高速化されています。
特に追加容量のチャージとか帯域制限とかの落とし穴も無さそうです。

150kbps使い放題プラン廃止

150kbps使い放題プランが不人気だったのか廃止され、代わりに容量制限が1日単位のプランが追加されています。以前、300kbps使い放題(U300)を使用していましたが、通常のサイト閲覧するだけでも余り実用的ではありませんでした。

中途半端な通信容量

通信容量が半端な値ですが、IIJとかOCNとかのMVNO競合他社に対抗して若干増やしているようです。張り合うのはソコじゃなくて実際の転送速度とかにして欲しいのですが…

プラン変更

プランの変更は現在スマートSIMを使っている人はMy b-mobileにログインして、サービス変更ボタンをクリック、好きなプランを選択するだけで完了です。プラン変更後はもうスマートSIMには戻せません。
私の場合は月額定額1980からプランIに変更しました。
使用してみて通信容量制限が足りない場合はプランBやNにいつでも変更出来ます。

X SIMに乗り換え後の使用感ですが、通信速度なども特にスマートSIMと変わらないです。単純に月額が半額になったので、様子見せずにもっと早めに切り替えておけば良かったです。

最後に

X-SIMの詳細は公式サイトで確認して下さい。
b-mobile X SIM プラン・料金について

標準SIM・マイクロSIMに加えて、ナノSIMパッケージも販売されています。

2014/06/15

FC/SFC/MD/GB/GBC/GBA互換機のRETRON5(レトロン5)を購入したのでレビュー

レトロゲームがHDMI出力で遊べる互換機、米Hyperkin(ハイパーキン)社製  RETRON5(レトロン5)を購入したのでレビューしてみます。
本体カラーはGrayとBlackの2種類。
最大の特徴は対応機種の多さで、これ一台で以下のゲーム機に対応しています。
・ファミコン(FC/NES)
・スーパファミコン(SFC/SNES)
・メガドライブ(MD/GENESIS)
・ゲームボーイ(GB)
・ゲームボーイカラー(GBC)
・ゲームボーイアドバンス(GBA)

*マニュアルによるとメガアダプタ(POWER BASE CONVERTER)も使えるので、セガ・マークIII(Sega Master System)のゲームも遊べます。
*リージョンフリー(自動切り替え)で海外版ソフトも動作します。

さらにFC/SFC/MDの実機のコントローラーが2個ずつ使用できるので実機に近い環境で遊べます。(最大4人プレイ)

2013年の9月に予約したものの、年末に発売される予定が2014年6月に延期されてしまいましたが…やっと入手できました。
では以下レビューです。

2014/05/01

PCの電源が勝手に落ちて再起動するのを解決した話

ここ最近PCの調子が悪く休止状態からの復帰に失敗する事があったのですが、ついに使用中に脈略なく突然電源が落ちて再起動するようになってしまいました。
組んでから4年以上経過しているのが心配ですが、今まで定格で運用してきて特に思い当たる原因もありません。

今日はそれを解決するまでの過程で色々やってみた事や疑ってみた事を書いておきます。


電源を疑う

以前、某BTOメーカーのPCが似たような症状になったときの原因は電源(劣化して12V出力の電圧が足りない)でした。
という訳でまずは電源を疑います。

使用している電源はSeasonic(Owltech)のM12DシリーズのSS-750EMです。
割と高額だった上に定格の半分ぐらいの負荷で使用してきたので、コレが原因だったらショックです。


電源に負荷を掛けてみる

デスクトップPCを分解するのは面倒なので、お手軽にOCCTでCPUとGPUを回して電源に負荷を掛けてみました。
UPS(CyberPower CP1200SW JP)の消費電力計でモニタすると300W+αぐらいでした。
i7-860(95W)+GTX680(195W)の構成なので、大凡フルロードになっているようです。

ですがフルロードになっても落ちません。電源への負荷が原因ではありませんでした。
CPUやGPU、HDDの温度をモニタしてもおかしな値にはなっていませんでした。

2014/04/11

ロゴ検出型自動CMカットプログラム logoGuillo v2.10 を公開しました

v2.12を公開しました。

logoGuilloの更新版をリリースしました。
要望が数件あった対応動画形式の拡張です。

変更点(v2.09 -> v2.10)

 ・任意のAvisynthスクリプト経由での動画読み込みに対応
  入力プラグインとして付属のUSE_AVSを指定し、動画ファイルとしてAvsファイルを指定してください。
  *Avsファイルの最後でlogoGuilloが対応している形式のクリップを返す必要があります。

 ・DirectShow Filterでの動画読み込みに正式対応
  入力プラグインとして付属のUSE_DSFを指定してください。

*GUIフロントエンドの設定ファイル含め、v2.00-v2.09とは後方互換性があります。
*また、特に検出パラメータを再調整する必要はありません。
*GUIフロントエンドはv2.07から同じ物です。


理論上はDirectShow Filter又はAvisynthで使用できる各種デコーダーさえ対応していれば、どんな動画形式でも読み込む事が可能ですが、デコーダーの動作がlogoGuilloの想定通りである事が大前提です。

そのためfpsや総フレーム数が正しく報告されなかったり、シーク動作が行えない、アスペクト、インターレース、YC伸張、色空間の変換等がデコーダー側で勝手に処理される場合には正常に動作しない場合があります。また、動作しても実用的なパフォーマンスが出ない場合があります。


入手先

Googleドライブ(旧Googleドキュメント)に置いておきます。リンク先の左上のボタンのFile->Downloadを選択してください。

logoGuillo_v210_r1.zip

2014/04/05

ロゴ検出型自動CMカットプログラム logoGuillo v2.09 を公開しました

v2.10を公開しました。

logoGuilloの更新版をリリースしました。

変更点(v2.08b -> v2.09)

・動画のfpsを強制変換する機能を追加
  (-fpsChg f) fpsの指定と強制変換(f = 小数[frame/sec])
   ・動画のfpsを任意の値で指定します。内部でAvisynthのChangeFPS(Linear=true)が呼び出されます。
    デコーダーが出力するビデオのフレームレートが正常では無い場合に使用します。通常は指定する必要はありません。

    29.97fpsを指定すると厳密な値(30000/1001)fpsに補正されます。
    同様に以下のfpsを指定した場合も補正されます。
     (23.98/25.00/29.97/30.00/50.00/59.94/60.00fps)

*GUIフロントエンドの設定ファイル含め、v2.00-v2.08bとは後方互換性があります。
*また、特に検出パラメータを再調整する必要はありません。
*GUIフロントエンドはv2.07から同じ物です。


入手先

Googleドライブ(旧Googleドキュメント)に置いておきます。リンク先の左上のボタンのFile->Downloadを選択してください。

logoGuillo_v209_r1.zip

2014/03/15

WD20EARSとWD2001FASSを分解ついでにGreen/Blackの比較をしてみる

不良セクタが発生したWD20EARSとWD2001FASSを分解&廃棄ついでにGreen/Blackでの内部の作りの違いを比較してみます。
WD2001FASSのほうは2015年までRMA期限内なのですが気にしない気にしない。


分解するHDD、左がWD20EARS-00MVWB0、右がWD2001FASS-00W2B0です。(以降写真の右側はWD2001FASS)

以下主なスペックです。

Western Digital WD20EARS-00MVWB0
5400rpm
667GBx3 = 2TB
Serial ATA 3Gbps
RMA3年
Caviar Green(倉庫向け)

Western Digital WD2001FASS-00W2B0
7200rpm
500GBx4 = 2TB
Serial ATA 6Gbps
RMA5年
Caviar Black(システムドライブ向け)

その他、WD2001FASSはWD Caviar Blackの追加機能として、デュアルプロセッサ、デュアルアクチュエータ、StableTracが売りになってます。

裏面、Blackのほうが基板が大きいです。

HDDを分解する

*注意事項:HDDを分解した場合にはメーカー保証がなくなります。この記事を読んで行なった行為によって、何らかの損害等が生じても私(Wirewriggle)および関係者、メーカー、何れもその責任を負いません。

2014/03/01

人工知能超解像プログラム NeuronDoubler v3.21公開

v5.00を公開したのでそちらをご利用下さい。

人工知能超解像プログラム NeuronDoublerのv3.21を公開しました。
透過PNG/透過GIFへの対応と処理の高速化がメインです。
透過画像を読み込んだ場合はPNG形式でのみ出力できます。

主な変更点(v3.20->3.21)

・最大50%の高速化(コード最適化、マルチスレッド強化等々)
・アルファ値を持つ画像の処理に対応(透過GIF、インデックスカラー透過PNG、半透明を含むフルカラー透過PNGをサポート)
・出力解像度が入力解像度と同じ場合に無駄な処理が入るのを修正
・出力解像度が入力解像度の1/2以下の場合に無駄な処理が入るのを修正
 ・解像度を指定した際の所要Phase数を正確に表示するようにした
・その他細かい修正と最適化


入手先&ダウンロード

Googleドライブ(旧Googleドキュメント)に置いておきます。

リンク先の[ダウンロード]ボタン又は左上のボタンのFile->Downloadを選択してください。

ファイルサイズが大きいのでウイルススキャンの上限サイズ関係の下記メッセージが出ますが、
>Sorry, we are unable to scan this file for viruses.
>The file exceeds the maximum size that we scan.

"Download anyway"をクリックしてダウンロードして下さい。

NeuronDoubler_v321_release2.zip (63MB)

*極僅かですがv3.20のほうが画質は良いです。

2014/02/23

人工知能超解像プログラム NeuronDoubler v3.20公開

v3.21を公開したのでそちらをご利用下さい。

人工知能超解像プログラム NeuronDoublerのv3.20を公開しました。

主な変更点(v3.11->3.20)

・複数ファイルの選択やフォルダを指定しての一括バッチ処理に対応(Batch modeで有効化)
・ファイル名先頭に"zmd_"を付加して出力する機能追加(連番ファイル処理用)
・拡大処理中のプレビューをOFFにできるようにした



入手先&ダウンロード

Googleドライブ(旧Googleドキュメント)に置いておきます。

リンク先の[ダウンロード]ボタン又は左上のボタンのFile->Downloadを選択してください。

ファイルサイズが大きいのでウイルススキャンの上限サイズ関係の下記メッセージが出ますが、
>Sorry, we are unable to scan this file for viruses.
>The file exceeds the maximum size that we scan.

"Download anyway"をクリックしてダウンロードして下さい。

NeuronDoubler_v320_release.zip (62.9MB)

2014/02/11

NEX-5N用に薄型新標準ズームレンズSELP1650を買ったのでレビューとか

NEX-5Nの標準ズームレンズ、SEL1855(E18-55mm F3.5-5.6 OSS)は気軽に鞄に突っ込んで持ち運ぶには少し邪魔なので
NEX-5R以降の新型標準ズームレンズ、SELP1650(E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS)を購入しました。



以下、主にSEL1855との比較を中心としたレビューです。


SEL1855より小さい