2011/12/27

ロゴ検出型自動CMカットプログラム logoGuillo v2.00 を公開しました

v2.03を公開したのでそちらを使用して下さい。v2.00は削除しました。

思ったより時間が掛かりましたが、logoGuilloのv2.00を公開しました。

主な変更点は以下の4点です。
・GUIフロントエンドの追加
・動画の読み込み方法の変更
・シーンチェンジ検出機能の実装
・高輝度でロゴが見えない場合での動作の改善
内部の構造を大幅に変更したのでメジャーバージョンアップとします。

DTV関係ツールのDTV アップローダ(DTV関係ファイル置き場)をお借りしましたので、そこから入手して下さい。

ロゴ検出型自動CMカットプログラム logoGuillo v2.00 GUI追加,シーンチェンジ検出等々
up0823.rar
MD5:0077eeb5419163e8e9506479d1a5aa66

変更点
(v1.00b -> v2.00)

・GUIフロントエンドを搭載

・シーンチェンジを検出してカット位置を補正する機能を追加

・自動調整エンジンを改良、調整精度を向上
・自動調整時にカットマージンも自動で調整するようにした
・従来通り-cutMrgIn.-cutMrgOutオプションによる手動指定も可能

・高輝度でロゴが見ない局でのCMカット精度を向上(BS11/JOCX等)
・自動調整時にロゴが高輝度でも表示されるか自動判別する
・シーンを分析した結果を利用するようにした
・ロゴが白飛びしたエンドカードの検出処理追加

・avs2yuvとのパイプを自動作成して動画を読み取るように変更
・AVSの手動作成が不要になった
・avs2yuvはavs2yuv.exe/avs2pipe.exe/avs2pipemod.exeに対応
・入力プラグインは m2v.vfp/ffms2.dllに対応
・解像度を自動判別するので-inW,-inH,-cropW,-cropH オプション廃止

・ロゴの検出処理を一部変更、検出精度を向上
・上記変更に伴いロゴ検出パラメータの後方互換性は無し

・ロゴ検出パラメータを設定ファイル(*.param)として扱うように変更
・上記変更に伴い-prm1A,-prm1B,-prm2B オプションの廃止

・CMカット動作を高速化

・.chapter.txt形式での出力に対応
・カットせずにエンコードしてチャプターを加える用途を想定

・出力フレーム番号を指定値だけずらす機能を追加
・29.97fps以外に25fpsに対応(未検証)
・読み込みの進捗状態を%表示するようにした
・一部の処理をSSE化
・読み込み時のタイムアウト処理を追加
・引数のチェックを若干強化
・一部のオプションを最後の引数で指定すると無視される場合があるバグを修正
・その他、細かいバグを修正

(v1.00 -> v1.00b)

logoGuilloをAviUtlと連携させるための補助ソフトを追加同梱しました。
AviUtlを使用して結果を確認する半自動CMカット又は手動CMカットに利用できます。
logoGuillo本体には変更はありません。

・logoGuillo連携プラグイン (logoGuilloAUP.auf) v0.01
logoGuilloで出力したフレームリストに基づき、AviUtlで該当フレームをマークフレームにします。
マークフレーム位置を参考にしてキーフレームを打ち、下記のatf02と組み合わせる事で自動処理の結果を確認しながら半自動CMカットが出来ます。

・atf02 v1.00
logoGuilloで出力したフレームリスト又はAviUtlで出力したキーフレームリストから、Avisynth用のTrimコマンドを生成するプログラムです。
AviUtlのキーフレーム書き出し機能を使ってCMを手動カットするために作成したものです。

(v1.00)
初公開