logoGuilloで自動CMカットを行った際に出力されるログ("ファイル名_autoCutSummary.log")の読み方です。
メモ帳などのテキストエディタに拡張子*.logを関連づけておくと、そのまま開けます。
結果の簡易チェック方法
本編の各パートの尺と、本編中のCMの尺が切りの良い長さになっているか確認します。
logoGuilloは1フレーム内にCMと本編の両方が含まれる場合には本編中にCMが含まれないようにカットします。その為、完璧に動作した場合でも最大で本編は2フレーム短く、CMは2フレーム長い事があります。
また同じ番組を複数本処理する場合では、各話で本編のパート数と全体の総時間が変わらないのでそこを確認します。
但し最終回では次回予告が無い為、 番宣が代わりに入らなければ15秒程度短くなる事があります。
正確にカット出来たログの例と読み方
[Block summary] prg 0 0:01:59.987 <= 本編のパート[n]の尺 ( h:min:sec ) prg 1 0:08:47.961 prg 2 0:12:46.966 prg 3 0:00:24.992 cm b 0:00:00.634 <= 番組前CMの尺 ( h:min:sec ) cm 0 0:01:00.027 <= 本編中CM[n]の尺 ( h:min:sec ) cm 1 0:01:00.027 cm 2 0:01:00.027 cm a 0:02:29.082 <= 番組後CMの尺 ( h:min:sec ) Total Block 4 <= 本編の総パート数 Total Time 0:23:59.905 <= 本編の総時間 ( h:min:sec ) Valid Ratio 0.9055 <= 有効な本編の割合 Valid Sec 1440 (Sec) <= 本編の総時間(sec) [Dynamic Threshold Control] <= DTCを使用した結果 DTC was used. prm1A = 0.903589 [Time required] 53038 frame <= 処理したフレーム数 191.57 sec <= 処理時間 (sec) 276.86 fps <= 処理速度 (fps) |
番組の切出しが上手くできていて前後のCMが無い場合には、番組前CM/番組後CMの長さは表示されません。
Valid Ratio,Valid Sec の値はDTCを設定する際の参考にして下さい。
また、処理時間の計測は内部でGetTickCount()を叩いているだけなので精度は±20ms程度だと思います。