人工知能超解像プログラム NeuronDoublerのv3.03を公開しました。
主にメモリ管理の改善とマイナーバグの修正です。
Java仮想マシン(JVM)に1.5GBの最大ヒープメモリサイズを設定した状態で、
解像度648x906から2592x3624への拡大(縦横4倍の16倍ズーム、60万画素→940万画素相当)
を行った結果、JVM使用メモリ約1.2GB(うち690MBをNeuronDoubler使用)となりました。
これで32bit環境でも殆ど動作するようになったかと思います。
主な変更点(v3.02->3.03)
・ニューラルネットワークのデータサイズ削減(192MB -> 96MB)
・メモリ使用量を500MB程度削減した
・メモリ使用量減少に伴い処理速度が若干向上
・"Reducing memory use"オプション廃止
・空きメモリの推奨環境を2GB->1GBに変更
・32bit環境での動作性向上
・処理が進まない場合に警告を出すようにした
・サイズ指定拡大時に2^n倍のピクセル数を指定されると余計なリサンプル処理が入る問題を修正
・デフォルトの保存形式をBMPからPNGに変更
・起動用のBATの修正
・その他内部のコードの整理
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