2012/02/29

logoGuilloの誤検出の件でカスペルスキーに問い合わせる

2012/05/06追記:*アンチウイルスの誤検出はv2.07でほぼ解決しました。(実行ファイルにファイル名などのプロパティ情報を追加しました。)

logoGuillo v2.05がカスペルスキー2012で誤検出されるとの連絡を受けたので、一旦DTVアップローダーからは該当ファイルを削除し、Google ドキュメントで公開しています。

アンチウイルスの誤検出絡みで検索していたら以下のような記事を見つけました。
FPS戦争ゲームのWarRock > 一部ウイルスセキュリティソフトの誤動作についてのお知らせ

この記事によると、カスペルスキーの他にAvast、F-Secure、Avira、Kingsoft Internet Security等の複数のソフトウェアで誤検出されることが有るようです。
Avastは以前logoGuillo v2.03の32bit用バイナリを誤検出された事があったので、上記ソフトは定義ファイルや検出エンジンが似た原理になっているのでしょうか。

とりあえず、この件に関してカスペルスキーの日本法人に問い合わせる事にしました。
(ちゃんと返信が帰ってくるかは不明ですが)

現在私自身が多忙な為、次回更新は1週間以上先になりそうです。

2012/03/09追記:Kasperskyから回答が来ました

関連記事
logoGuillo v2.03がAvast!にマルウェア扱いされるらしい

2012/02/26

logoGuilloで検出パラメータ自動調整時に出力されるrawLmLvMap.csvについて

logoGuillo v2.05で検出パラメータの自動調整を行った際に出力されるファイル(rawLmLvMap.csv)についての説明です。
このCSV形式のファイルには、自動調整に使用した動画の各フレームの輝度及びロゴ検出値と自動調整の結果が記録されています。
自動調整結果の確認や、どうしても自動調整が上手くいかない場合に手動で修正する際に利用できます。

輝度-ロゴ検出値特性と検出パラメータの関係

Brightness - Logo detection level & Thresholds

2012/02/24

最近の白芝はMLCらしいのでベンチマークしてSLCと比較してみる

東芝製の白いSDカード、通称「白芝」の16GB版をNEX-5N用に購入したのでベンチマークしてみました。

外観とスペック

ベンチマークするSDカード3種

写真中央が今回購入した
東芝 SD-T16GR6WA2 16GB class 10(裏面刻印:SH016GAA2BB、日本製)
です。スペックはRead:23MB/s、Write:19MB/s(パッケージ記載値)。
以前はSLCの物しか無かったのですが、最近はMLCに切り替わっているらしいのでベンチマークを取って検証してみます。

2012/02/23

ロゴ検出型自動CMカットプログラム logoGuillo v2.05 を公開しました

v2.07を公開したのでそちらを使用して下さい。v2.05は削除しました。

logoGuilloのv2.05を公開しました。機能追加とバグ修正がメインです。前後ディップによる分割機能の実装は先送りしました。

GUIフロントエンドの設定ファイル含め、v2.00-v2.03とは後方互換性があります。
また、特に検出パラメータを再調整する必要はありません。

主な変更点は以下の通りです。

・ポストフィルタ処理の強化により高輝度CMの除去を行うようにした
・字幕データを利用してロゴ検出結果を補完するようにした
・DGIndex(*.d2v)のサポート
・Avisynthのプラグインのオートローディングが正常に動作しない環境への対策

2012/02/20

現在のMPEG-2 VIDEO VFAPI Plug-Inの設定

私のMPEG-2 VIDEO VFAPI Plug-In(m2v.vfp)の設定です。
普段のエンコードの他、logoGuilloの入力プラグインとしても使用しているのでlogoGuilloで上手くビデオが読めない場合はこの設定を試してみて下さい。

m2v.vfpに同梱されているm2vconf.exeを実行する事で設定画面が開きます。

設定項目は多くは無いですが、下記の設定を推奨します。

GOPリストを保存する

初回読み込み時にGOPリストを生成するために少し待たされますが、高速にシークできるのでAviUtlでのCMカット作業などで便利です。またlogoGuilloでの処理速度が高速化する筈です。
GOPリストを前もって生成したい場合にはmme.exeが利用できます。m2vファイルに対して予めGOPリストを生成するBATを組んでおくと直ぐに開けます。

2012/02/19

NEX-5N用にウルトラワイドコンバーターVCL-ECU1を購入

SONY NEX-5N用にウルトラワイドコンバーター(VCL-ECU1)を購入しました。
このワイコンはE16mm F2.8(SEL16F28)専用で、装着するとF2.8のまま12mm(35mm換算で18mm)の画角になります。また、最短撮影距離が0.24mから0.18mに短縮されます。(マニュアル記載値)

ちなみにマニュアルはフィッシュアイコンバーター(VCL-ECF1)と共通でした。魚眼では最短撮影距離が0.13mになるようです。

外観と簡易レビュー

SEL1855やSEL16F28はタイ製でしたが、VCL-ECU1は日本製でした。

2012/02/12

logoGuillo開発近況(2012/02/12)

v2.05をリリースしました。

logoGuilloの開発をぼちぼち継続中です。追加機能の実装が大体完了して録画した番組も溜まってきたので、そろそろデバッグに入れそうです。
リリース時期のほうは現在未定となっています。

主な変更予定

2012/02/07

KINGの小型10段三脚を購入して早速改造してみた

NEX-5Nを卓上で使用する為に、浅沼商会(ブランド名:KING)の縮長16cm、約400g(公称値)の小型三脚
「ポケット10段小型三脚」を購入しました。
一段だけ伸ばした状態(改造後)。この状態では足を回してロックできるので不用意に縮む事は有りません。改造しない状態で10段まで全部伸ばすと伸長63cm(公称値)になります。
ところが、私が想定していたよりも足が開かず、NEX+キット付属ズームレンズを載せると足を伸ばさない状態では流石に無理があり非常に転倒しやすい事が判明したので、早速足が広がるように改造してみました。

2012/02/06

logoGuillo v2.03がAvast!にマルウェア扱いされるらしい

2012/05/06追記:*アンチウイルスの誤検出はv2.07でほぼ解決しました。(実行ファイルにファイル名などのプロパティ情報を追加しました。)

友人よりlogoGuillo v2.03の32bit版がAvast!にマルウェア扱いされるとの報告を頂きました。(2012/02/04前後頃の定義ファイルらしい)

logoGuillo内部の処理はAvisynthから間接的に受け取ったビデオをひたすら画像処理するだけなのですが、外部プログラムのavs2yuv.exeをパイプ経由で実行する動作が引っかかっているのかも知れません。

64bit版と32bit版のソースは同じですが、何故片方だけ誤判定されるのか分からないので取り敢ずlogoGuilloとフロントエンドのアクセスするファイルについて記載しておきます。両者ともレジストリにはアクセスしません。また完全なオフライン用です。

2012/02/03

MPEG2を再エンコードせずにCMスキップ用チャプター&字幕付の(m2v+aac).mp4を作成する

logoGuilloで出力したCMスキップ用のチャプターを利用して、MPEG2を再エンコードせずに(m2v+aac).mp4を作成します。
映画やドラマ等、エンコードしても時間の割に圧縮されないソースのCMスキップを可能にします。

必要なもの
mme.exe(MPEG-2 VIDEO VFAPI Plug-Inに同梱)
logoGuillo(+動作環境)
MP4Box
文字コード変換ソフト(CLI,S-JIS -> UTF-8)

2012/02/02

SONY NEX-5Nはヒストグラムを常時表示できない

SONY NEX-5Nを購入しました。他にもミラーレス一眼のNEX-7やV1,J1,各m4/3辺りと比較検討しましたが、高感度特性重視で画素ピッチの大きい5Nを選択。
ソニーのCMOSセンサーはフルサイズ未満の現行製品の中では、少なくとも高感度撮影においては非常に良いです。ISO3200辺りまでは気軽に使えます。

さて、表題のNEX-5Nがヒストグラムを常時表示出来ない問題ですが、下の画像をご覧下さい。一枚に繋げてありますが、上から順に以下の状態で背面液晶を撮影したものです。
・画面表示モード:全情報表示
・画面表示モード:グラフィック表示
・画面表示モード:ヒストグラム
・露出補正中の画面