比較的高速なHDDが必要になったので7200rpmのHDDを購入。容量は1TBでも余裕なのですが、それほど価格差がなかったので東芝の3TBを買ってみました。
DT01ACA300の外観。東芝はHGSTの製造設備を買い取った事もあってラベル以外の外観はHGSTのHDDそのものです。
手持ちのHitachi HDS723020BLA642(2TB/7200rpm)のFWはMN6OA800、TOSHIBA DT01ACA300(3TB/7200rpm)のFWはMX6OABB0。完全にHGST姉妹機です。
S.M.A.R.T./APM/48bit LBA/NCQに加えて2TB超のHDDでは普通になったAFT対応。AAMには非対応です。
さっそくPCH(P55)のSATA-3Gbpsのポートに取り付けた所、IntelのAHCIドライバ(8.9.0.1023)では746.52GBしか認識されず。
インテル ラピッド・ストレージ・テクノロジーを最新版(12.8.0.1016)に更新したら無事に2794.52GB認識しました。
3TBのHDDなのでMBRではなくGPT形式のボリュームで初期化しておきます。
念のためWDのWinDLGのEXTENDED TESTで全域リードスキャンを実行。5時間半で完了しました。
外周から内周までの全ての領域の平均リード速度を計算すると2794.52GB/19874sec=144.0MB/s。高速です。
今回は急いでデータを入れる必要があったので外周部分の最高速度は未計測ですが、平均でこれだけ出てれば高速な部類だと思います。
以下のように買収が進んで2強時代になったHDD業界。もう選択肢も少なくなってしまいましたが5400rpmならWD green、7200rpmなら東芝/WD blackがお勧めです。
HGST→WD
富士通/HGST(一部)→東芝
Samsung→Seagate