2012/05/02

logoGuilloの仕様と動作環境及び制限事項

logoGuilloの仕様と動作環境及び制限事項です。(v2.12準拠)

logoGuilloは32bit版と64bit版がありますが、特に理由がない限り64bit版を推奨します。

 * v2.12以降は、32bit版は廃止しました。

●動作環境(ハードウェア)

[CPU(最低条件)]
・x64 CPU (v2.10まではx86 CPU)
・対応拡張命令:MMX/SSE/SSE2

[CPU(推奨条件)]
・x64 CPU
・対応拡張命令:MMX/SSE/SSE2/SSE3/SSSE3/SSE4.1/SSE4.2 (≠ SSE4A)
・Intel製CPU(Nehalem以降)
*Nehalem以降のCPUではSIMD演算が使用されるので高速化されます。


●動作環境(ソフトウェア)

[OS]
*64bit環境を推奨、ユーザー権限で動作するかは未検証
*UAC無効かつ管理者権限での実行を推奨
・Windows 7 64bit(これ以外では動作未検証)

[Avisynth]
*下記のうち何れか(Avisynth v2.58 32bit版 でのみ動作確認済)
・Avisynth 32bit (logoGuillo x64とも組み合わせ可能、推奨)
・Avisynth 64bit (logoGuillo x86とも組み合わせ可能)

[Avisynth用の入力プラグイン]
*下記のうちの何れか
・MPEG-2 VIDEO VFAPI Plug-In(m2v.vfp)+warpsharpプラグイン(warpsharp.dll) (推奨)
・DGIndex(DGDecode.dll)
・FFmpegSource v2.x (ffms2.dll)
・LWLibavVideoSource(LSMASHSource.dll)
*判別はファイル名で行う仕様です

[avs2yuv又はMOD]
・avs2yuv.exe
・avs2pipe.exe
・avs2pipemod.exe(推奨)
*開発環境は"avs2pipemod-20110919"を使用
*判別はファイル名で行う仕様です

[Java Runtime Environment(JRE)]
*セキュリティ上、最新版を推奨
・Java Runtime Environment(GUIフロントエンドに必要)


●ロゴデータ

・MakKi's SoftWare 製AviUtl用プラグイン「ロゴ解析プラグイン version 0.07」で作成した*.lgdファイル
*version 0.07以外で作成したロゴデータは動作未検証

[logoGuillo固有の制限事項]
・ロゴサイズは 240x192 pixelまで
・*.lgdファイル内のロゴデータは1つまで


●入力動画の形式

*仕様上はISDBの他、ATSC等の世界各国のデジタル放送及び移動体通信向けデジタル放送に対応(ISDB-S/ISDB-T以外は動作未検証)

[ロゴ]
・本編中にロゴが表示され、CM中にロゴが消える動画

[圧縮形式]
*logoGuilloが対応している入力プラグイン各種で読み取り可能な形式、Avisynthが読み込み可能な形式(AVSファイル使用時)、DirectShow Filterがサポートする形式(DSF使用時)

[解像度]
・1920x1088 pixel(最大)

[長さ]
・647999 frame(最大)

[アスペクト]
・制限無し

[インターレース]
・インターレース形式(フィールドオーダー非依存、TopFieldFirst推奨)
・プログレッシブ形式(動作未検証)

[フレームレート]
・CFR(固定フレームレート)かつ以下の条件を満たすもの
・23.98fps~60.00fps(29.97fps以外は動作未検証)


●字幕データ

[形式]
・*.srt形式(SubRipのテキスト字幕形式ファイル)
*Caption2Ass_mod1で出力した*.srtで動作確認済

[文字コード]
・Unicode
・UTF-8
・Shift_JIS
・他、各国のマルチバイト文字列(動作未検証)

*logoGuillo内部ではUnicodeで文字列が処理されます。OS規定のロケールで動作する為、仕様上は日本語以外のマルチバイト文字列でも動作します。


●無音フレームリスト

[形式]
・ .keyframe形式 (logoGuillo標準形式、区間のIN/OUTフレームを交互に記述)
・フレーム番号列挙形式(無音フレーム番号を列挙)


●複数同時起動による並列処理

・同一ファイル名の動画を同一時刻に処理開始しない限り、PCのリソースの範囲内で無制限


●出力形式

・.keyframe形式 :本編と判断された区間の開始フレームと終了フレームを順番に記述した形式
*GUIフロントエンドで選択した場合、拡張子は*.txtとなります。(AviUtl準拠)

・Trimコマンド形式 :本編と判断された区間をAvisynthのTrimコマンドの形で記述した形式

・.chapters.txt形式 :本編と判断された区間の開始時間と終了時間を順番に記述した形式

・.chapters.txt形式(本編開始位置のみ) :本編と判断された区間の開始時間を順番に記述した形式

・Avisynth Script形式:入力動画と音声を本編のみ切出し、YUY2形式で出力するAVSファイル形式(*.avs)

*CM出力モードを使用すると本編とCMを論理反転します。


●終了コード

・ 0:正常終了
・-9:ロゴ未検出(かつ字幕が利用できなかった場合)
・-1:何らかのエラー