現状でのlogoGuilloの開発ToDo等。下記のうちDTCは優先的に実装中なのでGW中頃には完成させたいと思います。
●Dynamic Threshold Control (仮) *v2.06β2に実装予定
番組中の本編の割合が規定値以下の場合、ロゴ検出閾値を下げます。
ロゴの背景にテロップや複雑なパターンが長期間表示されるとロゴが認識できず本編の一部が欠落する事がありますが、その場合は本編の占める割合が減少します。通常ですと7割ぐらいは本編があるはずなので、例えば6割しか本編が検出出来なかった場合には何かしら検出漏れがあると見なしてロゴ検出閾値を下げます。
つまりロゴ検出感度を自動で増感する事になるので、当然CMの誤検出発生とはトレードオフの関係にあるわけですが、一部のシーンが丸ごと抜けるような事故の発生を防ぐ事が出来ます。この機能は感度が落ちる方向には制御されない為、常に安全側に動作します。
他にも時間辺りのパート数等も利用できそうですが、あまり放送のお作法に依存すると汎用性が下がるので当面は本編の割合のみを考慮する予定です。
●前後ディップによる分割 *先送り中
NHK系のCMが無い局において、番組前後の切り替わりタイミングでのロゴが表示されない短い期間を検出して分割する機能ですが、下記理由により先送り中です。
・常時ロゴが表示されているので閾値の自動調整が効かない
・番組の前後が白背景等の高輝度シーンだとシーンチェンジ検出頼みとなる
・番組情報による分割でも前後の番組がほぼカット出来るので効果が薄い
●ロゴ無しエンドカード検出 *検討中
●ロゴ無し提供画面検出 *検討中
エンドカード検出は(多少の誤検出による追加と引き替えに)簡単に実装可能です。現在実装されている[ロゴが白飛びしたエンドカード検出]と同程度の精度は確保できると思います。
提供画面は背景が動く物も多いので実際のソースで使用できるかは難しいです。