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2022/11/27

ワコムのグリップペン(標準ペン)は型番が枝番違いで4種類以上あり、旧型のICを搭載しているものはIntuos5以降やCintiq Proでは認識しないので注意

Cintiq Pro 16(2021) DTH167KでIntuos4 PTK-640付属のグリップペンが認識せず、ペンの互換性について色々と調べた結果を備忘録として載せときます。

※本記事には私がワコム公式に問い合わせて入手した情報も一部含みますが、私自身の調査結果や推察も含んでおり、情報の正確性は誰も保証できませんのでご了承ください。


まず初めに、ここでいう「グリップペン」はIntuos 4/Intuos 5/Intuos Proとかに付属している第二世代チップセンサーを搭載してON荷重1gで2048段階の筆圧検知ができる、いわゆる標準ペンの事です。最新のWacom Pro Pen 2(8192段階の筆圧検知対応)が付属しているIntuos ProやCintiq、Cintiq Proでも、別売オプション品もしくは旧製品に付属しているグリップペン(2048段階の筆圧検知対応)が公式に使用出来ることになっています。


ここからが本題ですが、ワコムのグリップペンには枝番違いが存在していて少なくとも以下の4種類があります。

・KP-501E

・KP501E2

・KP-501E-01

・KP-501E-01X

ここで分かり辛いのは上記4種とも全て名称は「グリップペン」で型番は「KP-501E」であることです。(後ろの部分は枝番とのこと)しかも同じグリップペンでも内部のICが少なくとも二種類は存在し、旧型のICを搭載したグリップペンはIntuos 5/Intuos Pro/Cintiq/Cintiq Pro/Cintiq Companion では認識しません。


発売時期は以下の順です。

KP-501E ⇒ KP501E2 ⇒ KP-501E-01 ⇒ KP-501E-01X


公式FAQにもKP-501E(旧型IC、wacomロゴ1つ)はIntuos5で使用できず、KP-501E-01(新型IC、wacomロゴ2つ)なら使用できる記載があります。Intuos ProおよびIntuos5、Intuos4、Cintiq Companionシリーズ、各Cintiqシリーズのオプションデバイスのラインアップ、互換性について

また、KP501E2はメキシコ版のWacomストアによるとIntuos 5と互換性があるようなので新型ICと思われます。Wacom Intuos4 Grip Pen KP501E2


整理すると「グリップペン(標準ペン)KP-501E」のペンタブレット Intuos 5/Intuos Pro、液晶タブレット Cintiq/Cintiq Pro/Cintiq Companion以降との互換性は以下となります。

・KP-501E(旧型IC、wacomロゴ1つ):互換性なし(認識しない)

・KP501E2(新型IC、wacomロゴ2つ?):互換性あり

・KP-501E-01(新型IC、wacomロゴ2つ):互換性あり

・KP-501E-01X(新型IC、wacomロゴ2つ):互換性あり


最後にまとめると

・グリップペン(標準ペン)KP-501Eは生産時期や内部部品の違い等により枝番違いが4種類以上存在する

・グリップペン内部のICは2種類以上存在する

・旧型のICを搭載したグリップペンはIntuos 5/Intuos Pro/Cintiq/Cintiq Pro/Cintiq Companionでは認識しない

・ペン本体には型番や枝番の記載はない

・ICの新旧はペンの消しゴムテールスイッチ側のwacomロゴが1つなら旧型IC、2つなら新型ICとして判別できる

・これからグリップペンを購入するなら最新版の「KP-501E-01X」が安全

互換性がない製品を同じ名称にするな


もし、Pro Pen 2の芯が回りやすいとか使い慣れた旧型ペンを使用したいとか、中古でグリップペンを安く入手しようとしている方はご注意ください。↓は令和最新版グリップペンのKP-501E-01Xです。

2022/11/25

Wacom Cintiq Pro 16(2021)を値上げ前に購入&Wacom Link Plusも購入してケーブルを取り回ししやすくした

Wacom Cintiq Pro 16(2021)を値上げ前に購入

iPad Pro 11(2020)+Apple Pencil+クリスタを使っていると今更Windows環境+板タブに戻れなくなっていたのですが、iPad OSの融通の利かなさ、周辺デバイスやメモリの少なさ、Windowsで動作する(イラスト以外の用途の)ツールが使えないのが辛いので液タブ導入を検討していました。

ちょうど12月からワコムの液晶ペンタブレットが値上がりするという事で、Wacom Cintiq Pro 16(2021)を購入してみました。(本機種は3万円以上値上がり予定)

以下Wacom Cintiq Pro 16(2021)のレビューです。基本的なことは大手ガジェット系サイトや公式ページ、広告記事で語られているので、場末の個人ブログとして個人的に気になった点とかを中心に記載しています。

まずは基本の3点セット(本体+保護シート+スタンド)を購入しました。

ペンタブ本体「Wacom Cintiq Pro 16 (2021) DTH167K0D」


旧型のWacom Cintiq Pro 16(2017)、廉価版のWacom Cintiq 16と迷いましたが最新版のProにしました。

Wacom Cintiq Pro 16(2017)との主な差とか

・USB-PD(USBからの電源供給)非対応となった

普通の液タブは映像とタブレットと電源で3本必要ですが、前機種はUSBケーブル一本で繋げる為にUSB-PD対応でした。本機種ではPD対応はオミットされて専用ACアダプタから給電するようになっています。液タブの消費電力は意外と大きく、USB DP ALT mode対応のノートPCとかでも直接給電は難しいので妥当な判断でしょう。

・HDMIの直接入力に対応

HDMI端子が追加され、旧機種同梱の変換アダプタ(Wacom Link Plus)なしでHDMI接続できるようになりました。さらにHDMIでも4Kで表示できるようになってます。その代わりWacom Link Plusは同梱されていません。(Wacom Link Plusは2021年版でも使用できるので、別売ですがケーブルをスッキリさせるために買いました。詳細は後述。)

HDMIとは別にUSB Type-Cポートからの映像信号入力にも引き続き対応しており、DisplayPort over alternate mode対応のUSB Type-Cポートに接続することでUSB接続と映像入力をUSBケーブル一本で行うことはできます。

・細かい改良

パネルの色域の改善、実効遅延の減少、発熱の減少、ファンの静音化、タッチ式のファンクションキーの廃止、物理ボタンの追加などの細かいですが堅実な改良が多いです。特に発熱の低減は寿命に効いてきそうです。

・Wacom Cintiq Pro 16(2017)は止めておいた

液タブの中古は難がありそうなのと5年前の旧機種でも7,8万ぐらいするので選外としました。

Wacom Cintiq 16との主な差とか

・マルチタッチ入力対応

この機能が無印との最大の差で、タッチ入力できるのでクリスタを使用している場合だと二本指でスクロール・拡大縮小・回転ができるので便利です。二本指でタップすることでCtrl+Z相当の動きもするのでiPad+クリスタっぽく操作できます。ただしWindows環境での制御の都合なのかペンを離してやらないとタッチは効かないので使用感はiPadに劣ります。

・視差が少ない

ガラス面と液晶パネルを直接接着しているダイレクトボンディング方式なので視差が少ないです。とは言っても「液タブとしては」視差が少ないだけで、iPadPro 11(2020)と比べると液晶のガラスが厚いのか視差はあります。Citiq無印は視差が大きいので、iPadから移行する人はCitiq Proにしたほうが視差が気になりにくいと思います。

・4K対応

15.6インチなのでそれほど恩恵は大きくありませんがピクセル数4倍の高精細で表示されます。Windows側でCitiq ProのUI倍率を200%に設定すればマルチモニタ環境でも極小文字にならずにちゃんと使えました。

・ハードウェアキャリブレーション対応

ハードウェアキャリブレーション対応なので、ソフトウェアキャリブレーションよりも正確な色をトーンジャンプとかを防ぎつつ表示できます。旧X-Rite i1Display Pro(今はColorchecker display proに変更されてます)を持っているので使えるかと思いきや、どうも別売の3万円ぐらいする専用機種「ワコム Color Manager Powered by X-Rite EODIS3-DCWA(i1Display ProのOEM版)」を買わないとハードウェアキャリブレーションできないみたいです。EIZOのモニタはColorNavigator7で本家X-Rite i1Display Proを使用してハードウェアキャリブレーションできるのに、ワコムはこういう細かいところがセコイですね。

Cintiq Pro 16は10bit入力ではなく8bit入力となっており、カラーマネジメントモニタと比べるとパネルの色再現性方面の能力はそれほどでもなさそうなのでハードウェアキャリブレーターは購入せず、i1Display Pro+Dispcalでのソフトウェアキャリブレーションで使用しています。出荷時設定ままのsRGBモードで概ね調整されていたので普通に使う分には困ることはなさそうです。

・Wacom Cintiq 16は止めておいた
安いのは良いですがタッチ機能(必要ないという人もいますが)が無いのと、視差が大きいので選外です。

その他の特徴

・遅延

Cintiq Pro 16(2021) DTH167K0Dのリフレッシュレートは一般的な液タブ同様の60Hz駆動なので、120Hz駆動のiPadProやCintiq Pro 27と比べると時間軸方向の描画の滑らかさは若干劣ります。(処理の重い太いブラシとかの場合はPCのほうが描画性能が高いので逆に高速です)

表示遅延(PC内部のVRAMへの描画から液晶画面に表示されるまでは)はDispcalのキャリブレーション中の遅延測定結果だと以下でした。

・応答速度0.3msec@240Hz駆動のゲーミングモニタ:4msec(ほぼ240Hzの理論値)

・Cintiq Pro 16(2021):25msec

写真撮影での比較だと上記ゲーミングモニターから1/60フレーム遅れぐらいなので、実力値としては25-40mecぐらいの表示遅延性能じゃないでしょうか。

入力遅延(ペンタブ入力がPCに認識されるまで)は手元の環境では測定できないため不明ですが、実際に使用してみてのラグは特に問題には感じませんでした。

保護フィルム「TB-WCP16FLAPLL Wacom Cintiq Pro 16 反射防止 ケント紙タイプ ペーパーライク 液晶保護フィルム」

保護フィルムはiPadProで同じタイプのフィルムとApple Pencilとの組み合わせで使用して気にいってたものを選択。適度に摩擦があって描きやすいけど、それなりにペン先(@ノーマル芯)は減ります。ノーマル芯でこれなのでフェルト芯だと多分無視できない速度で減ると思います。

ちなみにCintiq Proは保護フィルムが予め貼られている訳ではなくアンチグレア加工されたガラスパネルなので基本的に保護フィルムを貼らなくても問題ないはずですが、上記フィルムが気に入っていたのと傷とか気にせずに使い倒したくて保護フィルムを貼りました。

Wacom Cintiq Pro 16用スタンド「Wacom Adjustable Stand ACK620K」


公式の専用スタンドを購入。頑丈な造りで細かく角度調整できます。安定感もあり良いですが無駄に高いのがネック。スタンド沼で悩みたくない人向け。

Wacom Pro Pen 2

付属のペンです。以前に使用していた板タブのIntuos 4のペンと殆ど同じ形状なので特に違和感なく使用できます。Apple Pencilと比べると適度に太くて圧倒的に軽いので疲れにくいです。電池レスなので何よりしばらく放置してても電池切れが無いのが良いです。

筆圧の分解能も8192段階と細かいですが、それよりも重要なON荷重(最小でON検知する負荷)が小さいので軽いタッチからしっかりと入力できて最高です。

Intuos 4のペンはラバー加工が劣化してベタベタになって剥がしたりだのの始末が大変でしたが、Pro Pen 2はラバー加工ではなさそうです。

やっぱりケーブルが邪魔

旧機種からの大きな変更点として液タブ本体でのHDMI対応がありますが、HDMI接続するとHDMIケーブルがタブレット本体から直接生えるので邪魔です。

HDMIは4K信号を結構な距離まで引き回せるのですがケーブルがゴツイです。写真は付属品のケーブルですが、タブレット側のコネクタを無理させない程度に曲げると、液タブ上部から概ね8㎝ぐらい飛び出ます。4K 60p対応のHDMIケーブルは信号周波数が高いのでどうしても太くなるのは仕方がなく、細めのHDMIケーブルを選んだところで根本的には解決しなさそうです。

ケーブルをスッキリさせるためにWacom Link Plusを購入


一番邪魔(太くて固い)なのはHDMIケーブルなので、これをUSB-Cに纏める事にしました。ただし普通のグラボが刺さっているデスクトップPCにはDisplayPort over alternate mode対応のUSB Type-Cポートなんてものは無い(RTX2080/RTX2090ぐらい)ですので、旧機種に同梱されていたWacom Link Plus ACK42819 を別途購入して使います。Wacom Link Plusは簡単に言うと以下の3種の信号を一本のUSB Type-C接続に纏めて、(旧 Cintiq Pro 16)タブレットへのケーブルを一本にする機能を持っています。

・USB2.0(タブレットやタッチなどの制御信号)

・Displayport または HDMI(映像信号)

・USB PD(電源)

3入力1出力で計4本

Wacom Cintiq Pro 16(2021)はUSB PDには非対応なので、基本的にはUSB2.0と映像信号を纏めてDP ALT modeのUSB Type-Cに変換できるデバイスがあればOKです。

注意点としてWacom Link PlusのHDMIポートは2.5K(2560x1440)までの対応なので、4K(3840x2160)で表示するためにはPC側にDisplayPort端子が必要です。今時のグラボならDisplayPort端子がついてますし、HDMI端子のほうが数が少なくて貴重なので問題ないでしょう。※Wacom Link Plus側はフルサイズのDisplayPort端子ではなくMini DisplayPort端子です。WacomはMacかぶれな上にマネしないほうが良いとこだけ踏み抜いてきます…

Wacom Link Plusを使用したWacom Cintiq Pro 16(2021)の接続構成の図を、使用している全てのデバイス・ケーブルの型番付きで示したのが以下の図です。※Wacom Link Plusは公式にはWacom Cintiq Pro 16(2021)への対応を謳っていませんが、私の環境では使えました。


Wacom Link PlusとCintiq Pro 16間のUSBケーブルはWacom Link Plus付属のものではなくCintiq Pro 16付属のものを使用しました。Wacom Link Plus付属のものはUSB PD対応なので太いです。Cintiq Pro 16(2021)への給電は専用ACアダプタから行うので、Cintiq Pro 16付属の細いほうのケーブルで十分です。

Wacom Link Plusにも給電が必要ですが、特にUSB PD対応のPCやACアダプタ等は必要ありませんでした。普通のUSB充電器(Type A)でもOKです。私はレイアウトとUSBハブの空きポート数の都合でUSB充電器から給電していますが、Wacom Link Plusは実測で5V 250mA程度と少なめな消費電力だったのでPCのUSBポートやUSBハブからでも十分に給電出来そうです。

Displayport - Mini Diplayportケーブルは公式には1m以内のものが推奨されていますが、2mのEIZO PM200-BK(EIZO CX271付属品)を使用しています。


Displayport 1.2相当ですが高いだけあってフェライトコアが両端についていたりして品質は良さげです。心配な人はDisplayport 1.4以上対応の1m以下のケーブルにしておいたほうがいいでしょう。


ケーブルがスッキリした

タブレット側の接続ケーブルがUSB Type-Cと電源ケーブルだけになり、だいぶスッキリしました。ケーブル自体も細くて柔軟性があり飛び出しも概ね4㎝ぐらいに収まっています。Wacom Link Plusを使用するとケーブルの総数は増えますが、個人のデスクトップの据え置き環境なら液タブ本体の取り回しが良くなるメリットは大きいです。

Displayort接続の特徴

HDMI接続と異なり、Displayport接続はディスプレイの電源をOFFにするとPCからはモニタが外されたように見えます。液タブは使用するときだけ電源ONするので都合がいいですが、使い方によってはHDMIのほうが良い人もいるかも知れません。

最後に

結局のところ、こんな感じです。これから購入する人の参考になれば幸いです。

・iPad Proを使うと板タブには戻れない

・Windowsデスクトップ+液タブは自由かつパワフルな環境

・Cintiqのペンと書き心地は最高

・視差とリフレッシュレートはiPad Proに負ける

・なんやかんやで一式20万ぐらいかかった(なお、PC本体側のコストは無いものとする)


2017/05/27

ファーウェイのMediaPad M2 8.0は買うべきではなかった(画面表示故障2度目)

少し前の話ですが、以前故障したHUAWEI Mediapad M2 8.0 (M2-802L)が、また同じ現象(電源は入るが画面が写らなくなる)で故障しました。

モバイルのサブ機として使用している為、使用頻度も低くほぼWebと電子書籍の閲覧しかしていないのですが、約一年で2回の故障です。

検索すると、この故障はこの機種のメジャーな不具合のようで報告も多く、同一の症状(突然画面が映らなくなる)に3回、4回見舞われている方も結構います。
Amazonのレビューにも3回故障して修理した報告がされています。

2016/09/24

HUAWEI Mediapad M2 8.0 (M2-802L)が半年で故障したけど無償修理だった

値段の割にはまともで音声通話も出来る画面のデカいSIMフリータブレット、HUAWEI Mediapad M2 8.0 (M2-802L)を
サブ機として使用していましたが、購入後半年で故障しました。
似たような症状の人も居るかもしれないので、修理依頼の準備から修理完了までの流れを書いておきます。


2014/08/03

intuos4のUSBコネクタが出っ張って邪魔なのでL字USBケーブルを買った

wacomのペンタブレット、intuos4のUSBケーブルが出っ張っていて邪魔なので、L字のUSB延長ケーブルを買ってみました。

購入したのはコレです。

変換名人 miniUSB延長ケーブル [ 左向きL型・オス - メス ] [ 20cm ] USBM-CA20LL
左向きと右向き両方あります。右利きの人は左向きL型、左利きの人は右向きL型のケーブルを買えば大丈夫です。

intuos5、intuos proではUSBコネクタ(ミニB)の数が1個になっていますが、intuos4と端子の向きは同じみたいです。

単純にコネクタの向きを変える為の延長ケーブルになってます。
微妙にUSBコネクタ周辺と干渉するのでデザインナイフとかで少し削ってやります。
装着前。

装着後。最近のワコム純正USBケーブルよりも小型のL字ケーブルなので、ペンタブ本体からの飛び出しが5mm以下(intuos4,実測値)になりました。
これでマウスとペンタブを並べて使用しても、ケーブルが押されて端子にストレスが掛かって壊れる心配が無くなりました。
特にUSBコネクタが一つだけになってるintuos5/proにはお勧めです。

取り外すときも本体側ではなく延長ケーブル側を外せば良いので端子挿抜で痛みにくいです。
USB Mini-Bコネクタの挿抜回数耐久性は公称5000回らしいですが、あくまでも半田割れとか無視したコネクタのみの寿命です)

ワコムが純正品で邪魔にならないケーブルを同梱してくれるのが一番良いのですが…3万ぐらいする製品で左利きの人はケーブルをループにして使って下さいってのはどうなんでしょう。

2013/02/12

Intuos4のペンのラバー加工が劣化してベタつく

ワコムのペンタブレット、Intuos4のペンのラバー加工部分(グリップではない消しゴム側の側面)がベタベタになってしまいました。どうやらラバー加工が劣化したようです。

この手の表面処理が劣化すると埃とべたつきが合わさって非常に気持ち悪いです。
Intuos4のペン。ペン自体はIntuos5、Cintiq 21UX / 22HD / 24HDと共通のようです。
既に爪で削れるぐらいの柔らかさに劣化した状態だったので、ラバーをアルコールでゴシゴシ拭き取りました。多分シンナー等の適当な溶剤でも綺麗に取れると思います。

2012/11/18

HP EliteBook 2760p Tablet PC用に小型BluetoothキーボードTK-FBP013BK購入とコンパクトキーボード雑感


EliteBook 2760p Tablet PC + TK-FBP013BK

EliteBook 2760p Tablet PCのハードウェアキーが足りない

Windows7搭載コンバーチブル型タブレットPC、2760pを購入してから半年ぐらいが経過しました。

関連記事:
HP EliteBook 2760p Tablet PCを格安で購入できた
HP EliteBook 2760p Tablet PC (A2N94PA#ABJ)に64bitOS導入とメモリ増設ほか
HP EliteBook 2760p Tablet PCをSSDに換装した

この2760p、液晶電磁誘導ペンタブレットとして作業する場合は、本体を安定させる為に画面を裏返してタブレット形態にして使うのですが、この状態ではキーボードは使用できません。

タブレット形態でも、ちょっとした文字の入力ならソフトウェアキーボードを表示してペンや指で入力すれば事足ります。
しかしIllustStudioやPhotoshopを使用する際には、やはりキーボードがないとショートカットキーの入力が出来ないので不便です。
この辺でWindows用のアプリをタブレットスタイルで使用する限界を感じます。

2012/05/15

HP EliteBook 2760p Tablet PC (A2N94PA#ABJ)に64bitOS導入とメモリ増設ほか

前回のレビューの続きです。HP EliteBook 2760p Tablet PCにはDDR3-1333のSO-DIMM2枚を増設可能なので、4GBのメモリを2枚(合計8GB)増設しました。

当初は3000円程度のつり下げパッケージの物(CFDとかUMAXとか)にしようかと思いましたが、箱物と価格差が少なかったので、BUFFALOのD3N1333-4GX2/E(PC3-10600 4GB×2枚組)を購入。3980円でした。(2012/05/15時点の価格)


BUFFALOもCFDも同じメルコ系列ですが、BUFFALOの方がマシなチップが載っているだろうという期待を持って選択。

2012/05/13

HP EliteBook 2760p Tablet PCを格安で購入できた

ブログをいつでも何処でも家に帰れないときでも更新・管理できるようにノートPCを購入しました。
購入したPCはHewlett-Packard EliteBook 2760p Tablet PC (A2N94PA#ABJ)です。

このパソコンは今話題のAndroidやApple系のタブレットではなく、2002年辺りで登場したものの高くて重くて普及しなかったWindows系のコンバーチブル型のTablet PCです。普通のノートPCのようにも使用できますが、画面を裏返すとピュアなタブレット風にも使用できます。

タッチ専用のタブレットと異なり、EliteBook 2760p Tablet PCは静電誘導タイプの指でのマルチタッチに加えて、電磁誘導型の筆圧対応したペン入力が利用できます。タッチ&ペン入力にはWacom製のデバイスが採用されています。ワコムのペンタブレットは(ドライバの出来はさておき)高性能で業界シェアの殆どを占めています。

では、ぼちぼち2760p Tabletをレビューしていきたいと思います。

HP EliteBook 2760p Tablet PCの仕様について

通常版(LV741PA#ABJ)はHPの直販サイトで178500円で販売されていますが、若干スペックダウンした廉価版(A2N94PA#ABJ)が54800円で販売されていました。
*2012/05/13現在の価格
Ivy Bridgeも登場したので特定顧客向けのカスタムモデルを投げ売りしているのでしょうか。