少し前の話ですが、以前故障したHUAWEI Mediapad M2 8.0 (M2-802L)が、また同じ現象(電源は入るが画面が写らなくなる)で故障しました。
モバイルのサブ機として使用している為、使用頻度も低くほぼWebと電子書籍の閲覧しかしていないのですが、約一年で2回の故障です。
検索すると、この故障はこの機種のメジャーな不具合のようで報告も多く、同一の症状(突然画面が映らなくなる)に3回、4回見舞われている方も結構います。
Amazonのレビューにも3回故障して修理した報告がされています。
価格コム:10ヶ月間で4度の不具合
えせシステムソリューションズ:Mediapad M2 8.0 また故障(3度目)修理完了
楽天レビュー:故障が多い
これだけ同じ現象の故障が出ていて再発もするとなると、設計自体に問題があるように思えます。
前回修理では本体丸ごと交換されたもののシリアル番号が古い端末になっていました。
今回は(ちゃんと修理しろよとやんわり主張した結果)「端末のFPC部品を対策品に交換した」端末へ本体丸ごと交換になりました。前回の故障と同様、サポートの対応自体は速かったです。
予め対策品のFPCが実装されている端末ではないところを見るに、「初期の特定の時期だけ一気に大量生産してコストを下げてその後は生産せずに在庫を売り切ったら終了する(利益は確定する)」安物のパターンかと推測しています。
Web上(上記価格コムの掲示板)には対策品でも壊れたとの報告があるので本当に対策できているかも疑わしく、発売前に設計ミスを発見修正する能力がないか、発売後に発覚しても直せないか直す気がないのではと思ってしまいます。
特にこの不具合について公式に情報もないので(保証期間を逃げ切れれば良いのでしょうが…)、その辺も不信感を増してくれます。
結果的にHUAWEI Mediapad M2 8.0 (M2-802L)を購入したのは失敗でした。
では代わりになる製品があるのかと言うと8インチサイズのタブレットは市場規模が小さいのか、Sonyは数年前のXperiaZ3TabletCompactが未だに最新、AppleもiPadmini4から新機種の投入無し(7.9インチは廃止の噂も)、という状況でまともな製品がほとんどありません。
残るのは中華系の上位機種、ファーウェイのMediaPad M2/M3か台湾ASUSのZenPad 8.0ぐらいになります。
MediaPad M2/M3は中華パッドとはいえ上位機種で4万円程度はするので、もし1年で使用できなくなると月額4000円近く支払っている事になります。
修理に出す度に毎回データも消去して液晶保護シールも剥がす必要があります。
(サポートの応答だけは速かった事もあり)もうファーウェイの製品は絶対に買うべきではないとまでは言いませんが、
現行製品で言うとMediaPad M3 LTE(BTV_DL09A/BTV_DL09B)は上記リスクが高い為、2万以下で購入可能なMediaPad T2 8 Pro程度にしてメイン機としては使用せず、何かあっても諦める事をお勧めします。
手元に戻ってきた修理上がり品(自称FPC対策品)は売却しようかと思いましたが、ファーウェイ製品は中古の買い取り相場が低いので諦めてこのまま使い潰し、また故障したら(画面が4:3で電子書籍向きの)ASUS ZenPad 3 8.0 (Z581KL)系統の端末を買ってみようかなと思います。