NSX-39はeVocaloid(の初音ミクの音色データ)でリアルタイムに歌わせられる楽器ですが、PCとUSB接続する事でGM音源(16チャネル/64和音/128音色/44.1kHz)+XGエフェクトなハードウェアMIDI音源としても利用できます。
実売5千円程度ですがS-YXG50等より音質も良く、高性能で遊べます。
ただしNSX-39は使用しているメインIC、YMW820(NSX-1)の仕様上、CH1がeVocaloid専用になっています。
CH1が使用されている普通のMIDIファイルを演奏すると正常に再生できない事が多いです。
と言う訳でNSX-39対応MIDIプレーヤーを自作してみました。
自動的にCH1を最も影響が少ないチャンネルと入れ替えて再生します。
eVocaloid用のMIDIファイルの場合はそのまま再生します。
もちろん普通のMIDIプレーヤーとしても使用できます。
スクリーンショット
LLMIDI Player Ver.1.00 |
演奏モニタはウィンドウサイズに合わせてリサイズされます。 演奏している曲はMIDIドーターボード保存館さんで公開されている星粒のシュガー ( GMバージョン )です。 |
動作環境
LLMIDI PlayerはWeb MIDI APIではなく、スタンドアロン環境で動作可能なJavaアプリケーションです。
基本的にJREが動作する環境でなら使用できると思います。
[OS]
Windows 7 64bit以外では動作未検証です。MacとかLinuxでも動くかも知れないです。
[CPU]
マルチスレッドで動作します。(GUI+制御系+シーケンサ+演奏モニタ の4スレッド)
[ランタイム]
Java Runtime Environment 1.7以上
[MIDI音源]
NSX-39(推奨)
eVY1シールドでも動作すると思いますが未検証です。
MIDI音源がない環境でもGervill(Javaランタイム内蔵ソフトウェアシンセサイザ)により演奏可能です。
Windows標準の Microsoft GS Wavetable Synthよりは音質良いです。
マニュアル
マニュアル
ダウンロード
goolgleドライブに置いてあります。上のほうのダウンロードボタンからダウンロードして下さい。
LLMIDI_Player_v100.zip