スーパーファミコンの互換コントローラーを買いました。
2つでUS$ 7.10の格安で怪しいサードパーティー製のノーブランド品を注文してみたら、届いたのはコレでした。
どうやら一応メーカー品な、Trenro SNES Controllerでした。
ボタンが青系なのは米国版SFC(SNES)仕様だからです。日本のスーパーファミコンでも問題なく使用できます。
ABXYボタンの周りの色付いてる部分はシールが貼ってあるだけです。
任天堂のオリジナルのスーパーファミコンのコントローラーと比べると妙に軽いです。
しかも2つのうち片方は振ると異物が入っているのかカラカラ音がします。
早速分解する
このまま使用するのも気持ち悪いので分解してみます。
異音の原因は折れたボスが内部に転がっていた事でした。
基板が埃っぽかったので、念のためエタノールで清掃したら綺麗になりました。
半田付けの品質は普通の中華クオリティでしたが特に不良箇所は無し。
基板上の部品はポッティングされたIC一個と炭素皮膜抵抗2個だけでした。
ボスが一本折れて転がっていました |
汚い金型で製造しているようで、ボタンのゴムにゴミが埋まっています。動作上は問題ないです。
反対側のボスも一本取れかけていました。
純正品のコントローラーと比べるとボスやリブが貧弱だったり省略されているうえ、配置も良くないです。やたら軽いのはコレが原因のようです。
清掃して組み立て
基板や各部品を清掃、折れた/折れかけのボスを瞬間接着剤で補修し、組み立てます。
互換性と使用感
まずは互換性ですが、何の問題もなく使用できました。
ボタンの反応も良好で格闘ゲームでも問題なく、ボタンゴムが劣化した純正品よりは良さそうです。
ただ十字キーの高さが低めで、斜め方向に若干入れづらいです。
なのでファミコイン~PSVitaアタッチメントまで存在し続けている、十字キーに貼り付けて操作性を改善するパーツを流用すると良いです。(適当なコインでも良いかも)