logoGuilloのv2.07を公開しました。
β版での更新内容の統合と小改良です。大体の機能は実装できたので、概ね完成したと思います。
GUIフロントエンドの設定ファイル含め、v2.00-v2.06β2とは後方互換性があります。
また、特に検出パラメータを再調整する必要はありません。
主な変更点は以下の通りです。
・CMカットモードでフレーム毎のロゴ検出値等をCSV出力するようにした
・ログ出力を無効化する機能を追加
・チャプター出力を無効化する機能を追加
・後番組混入防止機能のデフォルト値を修正
・指定ファイルのフルパスをクリップボードにコピーする機能を追加（GUI)
また、下記のv2.06β及びv2.06β2での変更点も含んでいます。
・Dynamic Threshold Control 機能を追加
・CM出力モードの追加
・字幕データに対するネガティブ/ポジティブワード処理の実装
・外部フレームリストとの論理演算機能を追加
・アンチウイルスでの誤検出対策
本バージョンからGUIが呼び出すlogoGuilloを64bit版にしました。32bit版をGUIから使用する場合は同梱のx86フォルダ内のlogoGuillo.exeと差し替えて下さい。
また、アンチウイルスによる誤検出を防ぐ為に実行ファイル名はlogoGuillo.exeのまま変更せずに使用して下さい。
とりあえずv2.06β及びv2.06β2の誤検出対策（実行ファイルのプロパティ情報埋め込み）により、virustotalではMcAfee-GW-EditionのHeuristic以外では誤検出されなくなりました。(2012/05/06現在)
当方では特にもう対応できませんので、マカフィーを使用している方はMcAfee Labsに検体送付してご確認下さい。
DTV関係ツールのDTV アップローダ（DTV関係ファイル置き場）をお借りしましたので、そちらから入手して下さい。
up0920.rar
ロゴ検出型自動CMカットプログラム logoGuillo v2.07 β版統合＋小改良。大体完成？
Google ドキュメントにも置いておきます。リンク先の左上のボタンのFile->Downloadを選択してください。
logoGuillo v2.07_rmfix.rar
変更点
(v2.06β2-> v2.07)
・CMカットモードでフレーム毎のロゴ検出値等を出力するようにした（"ファイル名_frmLvOut.csv"）
＊以下の項目が出力されます
・ フレーム番号
・ ロゴ検出レベル
・ 字幕データによる有効フレーム
・ logoGuilloの最終出力
・ログ出力を無効化する機能を追加(-noLog)
＊以下のログファイルが出力されなくなります。
_autoCutSummary.log //CMカット結果概要（CMカットモード）
_frmLvOut.csv //フレーム毎のロゴ検出値出力（CMカットモード）
_rawLmLvMap.csv //ロゴ検出値-輝度特性マップ（検出パラメータ調整モード）
・チャプター出力を無効化する機能を追加(-noChap)
＊チャプター形式以外の出力方法を選択した際、CMカット後用のチャプターファイルを出力しません。
・後番組混入防止機能のデフォルト値を変更（-delLstBlk, 2.0 -> 3.3）
・GUIフロントエンドも合わせて更新
・指定ファイルのフルパスをクリップボードにコピーする機能を追加