MSE・PSNRによる画像拡大アルゴリズム10種・ソフト8種、計14パターンの画質評価結果
も合わせて見て下さい。
NeuronDoublerがv3.10になって画質が向上したので前回のPSNRによる画質テストに続き、拡大結果の比較用に計4種類のソフトウェア及びアルゴリズムでの超解像サンプル(縦横4倍の画素数16倍拡大)を作成しました。
本記事のテスト画像は、引用元(http://loggialogic.blogspot.com/)の記載があれば転載可能です。画像は全て私(Wirewriggle)が作成又は撮影した物を使用しています。
テスト結果
まずはNeuronDoublerとLanczos-3の比較用に抜粋した結果です。ロスレスのPNG-24形式です。
*画像をクリックすると大きく表示されます。
超解像処理テスト抜粋結果1 |
超解像処理テスト抜粋結果2 |
超解像処理テスト抜粋結果3 |
全ての結果を纏めた画像を掲載します。品質80のJPEG形式で不可逆圧縮されています。
全テスト結果のサンプル画像 *画像サイズが大きいので、一度ローカルにダウンロードして等倍で見て下さい。 |
テストに使用した各種画像拡大アルゴリズムとソフトウェア
「人工知能超解像プログラム NeuronDoubler」
当方の開発した超解像を行うフリーソフトウェアです。ニューラルネットワークを応用した独自アルゴリズム(連想記憶型人工知能による一種のデータベース型超解像)で動作します。
使用ソフト/設定:NeuronDoubler v3.10 / デフォルト設定
「100x100倍 超解像ソフト」
神戸大学の研究室が公開している超解像ソフト。データベース型超解像と思われます。
使用ソフト/設定:100x100倍 超解像ソフト Windows用 Version 2012.06.04 / デフォルト設定
「Lanczos-3(ランチョス3)」
高品質で有名な画像の拡大/縮小アルゴリズムです。実装しているソフトウェアは少なめです。
使用ソフト/設定:藤 -Resizer- v2.63.0 / Lanczos-3
「Bicubic(バイキュービック)」
一般的に普及している拡大アルゴリズム。
使用ソフト/設定:Photoshop CS5 / バイキュービック法 - 滑らか(拡大に最適)
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