2012/06/11

NeuronDoublerの超解像サンプル画像(x2倍)とSmillaEnlarger、Lanczos-3との画質評価

画像拡大結果を比較する為にNeuronDoublerの他、4種類のソフトウェア及びアルゴリズムでのサンプル画像を作成しました。

v3.05で画質が更に向上しました。(2012/09/11)
v3.10で画質が更に向上しました。(2012/12/20)
v3.10でのサンプル画像の記事


テスト用の画像は全て私(Wirewriggle)が作成又は撮影した物を使用しています。

サムネイル
原寸大のロスレス画像はGoogleドキュメントに置いてあります。
*左上の[File->Download]を押してダウンロードして下さい。

NeuronDoubler_v302_Sample_Compare.png

ダウンロード後に適当なビューアで等倍表示し、御自身で比較検証して下さい。


使用したソフトウェア

下記のソフトウェア及びアルゴリズム(5種)で画像を2倍に拡大しました。

NeuronDoubler v3.02」

当方の開発した人工知能による超解像を行うフリーソフトウェアです。独自アルゴリズムで動作します。

「SmillaEnlarger 0.9.0」

有名なオープンソースの画像拡大ソフト。アルゴリズムは独自のようです。

「Photoshop CS5(Bicubic)」

言わずと知れたフォトショップ。拡大アルゴリズムは昔から搭載されているバイキュービックですが最近のCS系では拡大向けや縮小向け等、多少の設定を変更する事が出来ます。

「Lanczos-3」

高品質な画像の拡大/縮小アルゴリズムとして有名です。

「Nearest neighbor」

最も単純な拡大アルゴリズム。整数倍の拡大では元画像がそのまま引き延ばされます。


設定等

*SmillaEnlargerの設定はデフォルトの設定を使用しています。

*Photoshop CS5の拡大アルゴリズムは「バイキュービック法 - 滑らか(拡大に最適)」を選択しました。

*Lanczos-3アルゴリズムでの拡大画像の作成には「藤 -Resizer-」を使用させて頂きました。

*Nearest neighbor法での拡大画像の作成にはPhotoshopを使用しました。

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