既に現行品ではない製品でもマイナーチェンジ品や後継品・派生品の情報がある場合は記載しています。
US配列使えない人なのでキーボードは全てJIS配列です。
高級有線フルキーボード 東プレ(ダイヤテック、FILCO取り扱い) Realforce108UDK SJ38C0
・456×169×39mm
・日本語108キーテンキー付フルキーボード(標準配列)
・USB接続
・静電容量方式
・押下荷重ALL30g
・キーストローク4.0mm
・重さ1.4kg
・昇華印刷(墨色)、かな刻印無し
・ケーブル長1.6m
・チルトスタンド付き
高級キーボードとしては一番有名なリアルフォース。
仕事以外の用途のメインキーボードとして使用しています。Windows,Ubuntuで正常認識。
ALL30gなのでかなり軽く入力できて疲れません。無刻印ではないですが黒筐体に墨色刻印で目立たず、かな刻印もなくシンプルで格好いいです。右上のインジケーター部分も黒色なら完璧でした。(ランプは見ないのでカモ井加工紙の真っ黒なつや消しマステで隠しました)
荷重が軽くて刻印の視認性も低めなのでミスタイプ多めの人やブラインドタッチ(タッチタイピング)できない人には向いていません。
Nキーロールオーバー対応でFPS等も快適に遊べます。
重量もあり剛性感もあります。キーボード以外の特殊機能は無し。
性能は良いですが価格も高くコストパフォーマンスは今ひとつ。
静電容量方式は高耐久なのが売りですが、データ入力のようにメンブレンの寿命が尽きるほどキーボードを打たないので分かりません。
REALFORCE108UDKは現時点でも入手可能ですが、新世代REALFORCEのSA R2(ソフト制御でキー入力ON検出するストローク位置が可変出来るようになった後継機)が発売されています。まだALL30gは静音モデルのR2SA-JP3-BKのみのようで通常モデルは無く、実売価格も上がっています。長いスペースキーやAPC機能が不要な人は旧モデルで問題ないです。
高級有線フルキーボード 富士通コンポーネント FKB8540-052/B(2007年モデル リベルタッチ/Libertouch)
・456×170×39.5mm
・日本語108キーテンキー付フルキーボード(標準配列)
・USB接続
・メンブレン方式(コイルバネ搭載)
・押下荷重45g(ラバードーム交換で35g/55gに変更可能)
・キーストローク3.8mm
・重さ1.6kg
・通常印刷
・ケーブル長1.6m
・USB1.1ハブ内蔵(x1)
・チルトスタンド付き
富士通(コンポーネント)の高級キーボード。メンブレン方式ですが、コイルバネ搭載で構造としては静電容量方式に近くリアルフォース系に似たフィーリング。
付属品のキートップ引き抜き用の工具を使用してラバードームを取り替えるとキーの荷重を変えられます。(付属のラバードームは15個しか入ってないので別売りのを買い足す必要あり)
デフォルトの荷重ALL45gで使用していますが、リアルフォースの30g以下の荷重に感じられます。打鍵がかなり軽いのにクリック感(タクタイル感)もあり、疲れずに軽快に楽しく打てるので個人的には一番好きです。鉄板が入っているのか本体の重量がかなりあるので持ち運びには向きませんが剛性感もあります。
残念ながらNキーロールオーバーには非対応なので、仕事用のフルキーボードとして使用中。(FPSで斜め方向にスプリントしながらジャンプしたりするのには向いていません)
筐体は謎のダサロゴやOEM用の空き地やかな刻印や普通の印刷キートップやらでダサくて高級感もないですが、価格も約1.2万で控えめで非ゲーム用途の業務用にはコストパフォーマンスは良いです。
特殊機能として(奥側に)USBハブ内蔵ですが、USB1.1の1ポートで給電能力も限られているため、実質使い道はありませんので忘れて下さい。
2007年モデルは一度生産終了しましたが、ALL35gデフォルトになっただけの後継機FKB8450-552Gが2018年に発売されました。(現時点では、かな刻印無しモデルもありますが、色はライトグレーのみで黒モデルは無し、市場価格も2倍ぐらいに上がっています)
超小型有線フルキーボード 富士通コンポーネント FKB1424-501
・347×117×19mmの超小型
・日本語109キーテンキー付フルキーボード(標準配列)
・PS/2接続
・メンブレン方式
・押下荷重ALL60g
・キーストローク1.5mm
・0.5kg?
・キーピッチ15mm
・レーザー刻印
・ケーブル長1.8m
上:フルサイズキーボード、下:FKB1424 |
かなり小さいですが、由緒正しき日本語109キー配列そのままシュリンクされていますのでコンパクトキーボード特有の変態配列問題に悩むことはありません。
色はベージュのみですがリベルタッチのような変な意匠はなく、まさにコンポーネントな外観です。
2007年頃から販売しているモデルで古いですが、かなり入手性は低いものの産業用途メインなので現在でも法人向けにミスミの通販で販売されています。個人向けにどこか小売りしないのでしょうか。過去にはヨドバシの通販と店頭で取り扱っていました。
キー荷重は重めの60g。(この手の超小型キーボードはミスタイプ防止と、誤入力で大変なことになる設備に繋いだりするので荷重高めです)
メンブレンでストロークも浅めですが、作りは割としっかりしていて打鍵感も問題ないです。
PS2インターフェースですが、USB-PS/2コンバータケーブル(サンワサプライ USB-CVPS1)を使用して日本語USBキーボードとしてWindows,Ubuntu、Raspbianで認識し正常使用できます。(以前に適当なPS2-USB変換アダプタを買ってみたら日本語配列がうまく認識できず¥キーなどの一部のキーが入力できなかったので上記アダプタを買い直しました)
派生品としてUSBインターフェースに変更(ついでに謎のパステルカラー化)したmonicaFC(FKB1424-702)が発売されていますが、こちらは既に入手困難です。
単にFKB1424を45g荷重+USBインターフェース+グレーor/黒筐体にしたモデルを売った方が需要がありそうなのですが、富士通コンポーネントが何を考えて商品企画しているのか(そもそも企画部門が存在するのか)全く分かりません・・・。
超小型有線キーボード サンワサプライ SKB-SL28BK
・221×106×17mm
・80キー(日本語109A配列準拠)
・USB接続
・パンタグラフ方式
・押下荷重ALL60g
・キーストローク2.0mm
・キーピッチ16mm
・重さ0.18kg
・通常印刷
・ケーブル長2.0m
超小型の有線環境。比較対象はNintendo Switchのプロコン。 |
SRM-MA01/BKと組み合わせれば極小の有線キーボード+マウス環境が出来ます。
半角全角キーの位置は問題ないのですが、超小型キーボードらしく右側のキーが変態配列になっていて、特に以下の点が気に入りません。
・DELキーが右上にない(F10の右側)
・F11キー(全画面切換)がF9+Fn
・F12キーがF10+Fn
・¥キーがZの左にある
・エンターキーが小さい
ただしメニューキーや変換無変換キーも付いていて一通りのキー入力は可能な為、操作に困ることはまず無いと思います。
良い点としては超小型ながらメンブレンではなくパンタグラフ式なので、打っていて安定感があり、安っぽい感じを受けません。
キーはかなり小さいですが、文字キーに限れば何とかタッチタイプできるサイズです。(小さいキーをポチポチ打つのも案外楽しくてレッツノートの10インチモデルを使っていた頃を思い出します)
荷重は重めの60gです。
価格も安く、現時点で入手性の良いこれより小さい有線USB日本語JIS配列キーボードは存在しないため、とにかく小さいキーボードが欲しい人には有力な選択肢です。
裏面は特に特徴無し。チルトスタンドなどの機能もありません。ゴム足は小さい物が2つ手前側のみに付いているのでグリップは弱め。滑る場合は滑り止めシートを貼った方が良いです。
タッチパッド付き有線コンパクトキーボード サンワサプライ SKB-TP01SVN
・291×197×29mmmm
・87キー(日本語109A配列準拠)
・USB接続
・メンブレン方式
・押下荷重ALL50g
・キーストローク3.5mm
・キーピッチ19mm
・重さ0.7kg
・通常印刷
・ケーブル長1.5m
・タッチパッド内蔵
・チルトスタンド付き
Raspberry Pi(SSHなし、ネットワーク無しのGUI環境)に繋いで直接ローカルログインしてメンテする為に購入。Raspbian OS以外にも、Ubuntu 18.04、Windows等でも正常に認識しました。
最大の特徴はノートパソコンの下半分を切り出したようなタッチパッド搭載モデルなので、これだけUSBで繋げば机やマウスが無くても手持ちや膝の上で操作できます。
タッチパッドはマルチタッチ対応で2本指でスクロール、3本指タップで右クリック。
キータッチは安いメンブレンそのもので今ひとつ。打鍵がぐにぐにしますが誤入力するほどではありません。またタッチパッド手前の左右クリックボタンがかなり安っぽい(勢いよく離すと、クリックボタンのプラバネ部分が振動して響く)点が気になります。あくまでも一時的な作業用で、常用する気にはなりません。
キー配列はサイズを考えると割と素直でメニューキー等も装備されていて不足するキーもありませんが、半角全角キーが左Altキーの右側にあるのが残念です。左側に多少はみ出してでも1キーの左側にして欲しかったです。
使用感もコストパフォーマンスも微妙な感じですが「日本語配列のタッチパッド搭載コンパクトキーボード」の選択肢はこれしかないので、もしこの仕様を探している人は諦めてこれを買いましょう。
超小型有線マウス ミヨシ SRM-MA01/BK
・38×68×36mm
・30g
・BlueLED(1000dpi)
・3ボタン
・スクロールホイール
・カラーバリエーションあり(黒/赤/青)
右下:SRM-MA01/BK |
超小型の有線マウスです。USB切り替え器を繋いでいないサブPCの操作用に購入。
Windowsの他、Ubuntu Linuxでも問題なく認識。
超小型なので握らず、親指と薬指で摘んで操作する感じですが、筐体左右がギザギザになっているお陰で滑らず安定して操作できます。センサーの精度はメーカー付属品のマウス+αぐらいで可もなく不可もなくです。BlueLEDの効果なのかマウスパッドやデスクの上でカーソルが飛んだりすることもありませんでした。
裏面は特に特徴は無し。ちゃんとセンサーは真ん中に着いています。
ホイールの操作感も違和感なし。3ボタンなのでちゃんとホイールも押し込めます。ケーブルがマウス本体から直出しではなくmicroBコネクタになっているのでケーブル交換が可能です。持ち運んで断線しても安心です。(昔買った巻き取り式ケーブル直結のモバイルマウスは根本の被覆が駄目になってしまいました)
デスクトップ用途で使用するには付属ケーブルでは長さが足りないのでmicroB-USBAの2m細型スリムケーブル(サンワサプライ KU-SLAMCB20 Amazonリンク)を使用しています。
付属品は巻き取り式のケーブル(0.7m)と収納用ポーチ。ホスト側のコネクタがAタイプ以外に、MicroB、TypeCのケーブル違いの製品バリエーション3種が存在します。
超小型の有線環境 |
価格も安く、使用感も良好で、小型のマウスを探している人にお勧めできます。
有線ゲーミングマウス Logicool G500/G500S
・76×129.7×44mm
・170g+ウェイト27g
・レーザー(200~8200dpi)
・10ボタン
・チルト可能ホイール
左:G500、右:G500S |
使いやすくて良いのですが所詮は消耗品なので、G500同様に(別分解記事)G500Sもスイッチがチャタりました。チャタったらオムロンの高耐久版のマイクロスイッチ D2FC-F-7N(20M) (D2F-01F互換品)に交換して修理しています。(一度交換しましたがG500/G500Sの中は2階建て基板になっているのでスイッチ交換の作業性は悪いです。)
後継品は一応G502のようですが、マイナーチェンジっぽいのは名前だけで形状とスイッチ配置が変更されているのとレーザーセンサーではなくなっていてほぼ別製品です。
Logicoolのゲーミング系の製品は直ぐモデルチェンジするので買い直したり買い足そうとすると既に売ってない事が多くて困ります。(安くないのでいきなり2個買うのも・・・)
有線マウス Logicool M100r
・112.8×61.7×38.4mm
・90g
・LED(1000dpi)
・3ボタン
・スクロールホイール
左上:M100r |
値段なりで可もなく不可もなく、よくある大手電機メーカー製のPCを購入すると付属してくる普通のマウスぐらいの品質と操作性です。間に合わせや付属品が壊れた際の代替には役立ちますがアップグレードにはなりません。
PC切り替え器 エレコム KM-A22BBK
・切替器本体~パソコン:1.2m×2本
・切替器本体~手元スイッチ:1.8m
USBデバイス2個(キーボード+マウス)をPC2台で切り替える低価格なPC切り替え器です。
手元用の有線リモコンのボタンを押す度にトグルで切り替わるシンプルな動作です。LEDの点灯色(緑/橙)でどちらのPCを選択しているのか判別できます。
Logicool G500SとRealforce108UDK SJ38C0を接続し、Windows/Ubuntu Linux間で正常に使用できています。1年以上毎日使用していますが安定性も問題なくお勧めです。