MARSHALの3TB以上対応USB3.0HDDケース、MAL351U3を購入したのでベンチマークなどです。
外観・使用チップなど
MARSHAL MAL351U3の外観。胴部分はアルミ製のようで放熱性は普通。ちなみに3.5インチ用ですが割と小型です。
片側にUSB3.0コネクタ(Standard-B)、電源スイッチ、電源コネクタが配置されています。
パワーランプ兼アクセスランプも同じ面にあります。
USB3.0-SATAブリッジチップは余り見かけないinitio INIC-3609PL-A41G。
initioのサイトを見ても製品情報もデータシートもみつからず、素性は不明です。
ケース自体はネジ2本外せばHDDの脱着が出来る普通のタイプです。
ベンチマーク
東芝の3TB/7200rpm/6Gbps/3.5inchのHDD(DT01ACA300)を使ってベンチマークしてみました。
使用ソフトはCrystalDiskMark 3.0.3 x64をお借りしています。ありがとう御座います。
HDD先頭に128GBの空のパーティションを作成した状態です。
DT01ACA300+MAL351U3のUSB3.0接続での転送速度です。
DT01ACA300+Z97のSATA6Gbps接続での転送速度です。
4K-QD32のみ約2.4倍速いですが、それ以外はUSB3.0接続とほぼ同じ結果です。
感想
3TB以上対応としてはマイナーIC採用品の低価格HDDケースですが、
7200rpmのHDD程度の転送速度では、(NCQでのランダム読み出しを除いて)ほぼ性能を出し切れる実力があるようです。
USB3.0が登場して5年ぐらいになりますが、初期の製品と比べるとかなり完成度が上がってきた感じがします。
3.5インチ用としては比較的小型にまとまっている点も良く、お勧めできます。