無償アップデートにロスタイムで滑り込む
本日2013/10/31夕方、セルシスからコミスタ・イラスタユーザー向けCLIP STUDIO PAINT優待販売開始のメールが来ていたので早速優待販売のリンク先を見てみました。
…そこで実はComicStudio、IllustStudioからのCLIP STUDIO PAINTへの無償アップデートが出来る事に気づいたのですが、〆切りが10月31日(木)正午までになってました。もう有償アップデートのみかと思ったらちゃんとFAQがありました。
その他 [CLIP STUDIO PAINT 無償優待] 2013年10月31日正午までに対象製品を購入済で、無償優待のお申し込みが間に合わなかったユーザー様へ
上記FAQによると2013年11月14日(木)までにメールで申し込みすれば無償アップデート出来るとの事なので早速申し込み、無事に即日ライセンス発行されました。
IllustStudioとComicStudioとCLIP STUDIO PAINT
私はIllustStudioとComicStudio4.0Proを持っていたのでCLIP STUDIO PAINT EXとPROの両方のライセンスを貰えました。
このCLIP STUDIO PAINTはCELSYSの2Dイラスト用ソフトの後継ソフトで、
・IllustStudio → CLIP STUDIO PAINT PRO
・ComicStudio → CLIP STUDIO PAINT EX
の関係になっているようです。(バンドル専用のMiniはDEBUT相当?)
ただしIllustStudioとComicStudioはイラスト用とコミック用で完全に別々のソフト(価格もかなり違う)だったのですが、公式の機能一覧・比較:各モデルの違いによると
>PRO ・・・イラスト制作に必要な多彩な機能をすべて搭載したスタンダードモデル
>EX ・・・PROの全機能に加え、複数ページのマンガ制作に対応した上位モデル
との事でイラスト/漫画が完全に統合された同一ソフトのグレード違いになってます。
つまりコミスタとイラスタ両方持っている人はイラスタのライセンスをアップデートしても下位グレード(PRO)のライセンスが一本増えるだけですが、そのままIllustStudioも使えるので悪影響は無いです(CLIP STUDIO PAINT PROのダウンロード版無償優待を受けた場合、優待対象製品は使えなくなりますか?)。
最後に
無事にクリペのライセンスも貰え、コミスタ4.0ProからのアップデートでEXと同じクリペEXになったので若干得しました。64bitとマルチコア対応で土台が刷新された効果を期待して少しずつ移行していきたいと思います。
と言う訳で既にイラスタ/コミスタを持っている方はロスタイム終了まであと二週間しかないので無償アップデートを急いだ方が良いです。
2013/10/31
2013/10/20
NeuronDoublerでBATコマンドからのJVM起動が上手くいかない場合の対処法について
人工知能超解像プログラム NeuronDoublerでBATコマンドからJVMを起動できないとの問い合わせを頂きましたのでJavaのランタイム(JVM,JRE)のエラーメッセージと対処法を記載しておきます。
>Error: Unable to access jarfile NeuronDoubler_v*.jar
jarファイル名のワイルドカード指定が動作しない環境で出ます。バージョン指定部分を明示的に指定して回避可能です。
例: NeuronDoubler_v*.jar → NeuronDoubler_v311.jar
>Error: missing `server' JVM at `C:\Program Files\Java\jre7\bin\server\jvm.dll'.
>Please install or use the JRE or JDK that contains these missing components.
NeuronDoublerはJavaの実行速度を少しでも高速化する為、-serverオプションを指定しています。
上記エラーは使用しているJVMが-serverオプション非対応の場合に発生するので-serverオプションを削って下さい。
>Error: This Java instance does not support a 64-bit JVM.
>Please install the desired version.
32bit用のJVM環境なのに-d64オプションを付けると出ます。64bit版のJREをインストールするか-d64オプションを削って下さい。
>Error occurred during initialization of VM
>Could not reserve enough space for object heap
>Error: Could not create the Java Virtual Machine.
>Error: A fatal exception has occurred. Program will exit.
指定したヒープメモリが確保できなかった場合に出ます。(特に32bit環境は出やすいです)
最小メモリオプション: -Xms512m
最大メモリオプション: -Xmx1500m
を環境に合わせて少ないサイズに指定し直して下さい。(単位はMB)
>Error: Unable to access jarfile NeuronDoubler_v*.jar
jarファイル名のワイルドカード指定が動作しない環境で出ます。バージョン指定部分を明示的に指定して回避可能です。
例: NeuronDoubler_v*.jar → NeuronDoubler_v311.jar
>Error: missing `server' JVM at `C:\Program Files\Java\jre7\bin\server\jvm.dll'.
>Please install or use the JRE or JDK that contains these missing components.
NeuronDoublerはJavaの実行速度を少しでも高速化する為、-serverオプションを指定しています。
上記エラーは使用しているJVMが-serverオプション非対応の場合に発生するので-serverオプションを削って下さい。
>Error: This Java instance does not support a 64-bit JVM.
>Please install the desired version.
32bit用のJVM環境なのに-d64オプションを付けると出ます。64bit版のJREをインストールするか-d64オプションを削って下さい。
>Error occurred during initialization of VM
>Could not reserve enough space for object heap
>Error: Could not create the Java Virtual Machine.
>Error: A fatal exception has occurred. Program will exit.
指定したヒープメモリが確保できなかった場合に出ます。(特に32bit環境は出やすいです)
最小メモリオプション: -Xms512m
最大メモリオプション: -Xmx1500m
を環境に合わせて少ないサイズに指定し直して下さい。(単位はMB)
2013/10/14
東芝の3TB/7200rpm/6Gbps/3.5inchのHDD(DT01ACA300)を購入した
比較的高速なHDDが必要になったので7200rpmのHDDを購入。容量は1TBでも余裕なのですが、それほど価格差がなかったので東芝の3TBを買ってみました。
DT01ACA300の外観。東芝はHGSTの製造設備を買い取った事もあってラベル以外の外観はHGSTのHDDそのものです。
手持ちのHitachi HDS723020BLA642(2TB/7200rpm)のFWはMN6OA800、TOSHIBA DT01ACA300(3TB/7200rpm)のFWはMX6OABB0。完全にHGST姉妹機です。
S.M.A.R.T./APM/48bit LBA/NCQに加えて2TB超のHDDでは普通になったAFT対応。AAMには非対応です。
さっそくPCH(P55)のSATA-3Gbpsのポートに取り付けた所、IntelのAHCIドライバ(8.9.0.1023)では746.52GBしか認識されず。
インテル ラピッド・ストレージ・テクノロジーを最新版(12.8.0.1016)に更新したら無事に2794.52GB認識しました。
3TBのHDDなのでMBRではなくGPT形式のボリュームで初期化しておきます。
念のためWDのWinDLGのEXTENDED TESTで全域リードスキャンを実行。5時間半で完了しました。
外周から内周までの全ての領域の平均リード速度を計算すると2794.52GB/19874sec=144.0MB/s。高速です。
今回は急いでデータを入れる必要があったので外周部分の最高速度は未計測ですが、平均でこれだけ出てれば高速な部類だと思います。
以下のように買収が進んで2強時代になったHDD業界。もう選択肢も少なくなってしまいましたが5400rpmならWD green、7200rpmなら東芝/WD blackがお勧めです。
HGST→WD
富士通/HGST(一部)→東芝
Samsung→Seagate
DT01ACA300の外観。東芝はHGSTの製造設備を買い取った事もあってラベル以外の外観はHGSTのHDDそのものです。
手持ちのHitachi HDS723020BLA642(2TB/7200rpm)のFWはMN6OA800、TOSHIBA DT01ACA300(3TB/7200rpm)のFWはMX6OABB0。完全にHGST姉妹機です。
S.M.A.R.T./APM/48bit LBA/NCQに加えて2TB超のHDDでは普通になったAFT対応。AAMには非対応です。
さっそくPCH(P55)のSATA-3Gbpsのポートに取り付けた所、IntelのAHCIドライバ(8.9.0.1023)では746.52GBしか認識されず。
インテル ラピッド・ストレージ・テクノロジーを最新版(12.8.0.1016)に更新したら無事に2794.52GB認識しました。
3TBのHDDなのでMBRではなくGPT形式のボリュームで初期化しておきます。
念のためWDのWinDLGのEXTENDED TESTで全域リードスキャンを実行。5時間半で完了しました。
外周から内周までの全ての領域の平均リード速度を計算すると2794.52GB/19874sec=144.0MB/s。高速です。
今回は急いでデータを入れる必要があったので外周部分の最高速度は未計測ですが、平均でこれだけ出てれば高速な部類だと思います。
以下のように買収が進んで2強時代になったHDD業界。もう選択肢も少なくなってしまいましたが5400rpmならWD green、7200rpmなら東芝/WD blackがお勧めです。
HGST→WD
富士通/HGST(一部)→東芝
Samsung→Seagate